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副業ノウハウ

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マーケティングを業務委託に発注する際のメリットや注意点まとめ

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マーケティング業務は、専門部隊として社員を採用して内製化することも可能ですが、副業社員などへ外注もできます。専門性の高いプロフェッショナル人材にマーケティング業務を依頼することで、仕事の質が高まると同時に社内リソースの節約が可能になることもあるでしょう。

この記事では、マーケティングを業務委託する際のメリットやデメリット、注意点などについて解説します。報酬の相場や実際の案件例も紹介するので、最後までチェックしてくださいね。

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マーケティングは採用して内製化すべき?外注で業務委託すべき?

マーケティングについて専門の人材を採用して内製化すべきか、外注すべきかは、企業規模や予算、リソースなどにより異なります。例えば、スタートアップや中小企業で、マーケティングに割ける予算や人的リソースが限られている場合には、社外のプロフェッショナルに外注するのも一つの方法です。

一方、リソースに比較的余裕がある大企業、あるいはマーケティングを重視する企業の場合は、社内ルールやブランディングを含めて理解してもらうため、社員として採用し、社内のマーケティングのプロを育成する選択肢をとることが多いようです。

マーケティングを外注で業務委託するメリット

ここからは、マーケティングを外注するメリットを3つ紹介します。

専門知識と経験を持つプロフェッショナルを活用できる

マーケティングを外注する最大のメリットは、豊富な経験と専門知識を持つ社外のプロフェッショナル人材を活用できることです。マーケティング会社や個人事業主の場合は、一社だけでなく、幅広い業界でマーケティングを手掛けており、豊富な知見があります。マーケティングのプロから提案される方針・戦略に、自社のブランディングや事業の方向性を掛け合わせることで、事業成長を促進できる可能性があるでしょう。

社内リソースの節約が可能で、他の業務に集中できる

マーケティングを外注することで、社内リソースを節約し、空いた時間をほかの業務に充てることも可能です。マーケティングは専門性が高く、社内で行うには人材の確保と教育が必要です。採用し、雇用し、育てていく長期的な人件費や工数を考えると、外注を検討するのも良いかもしれません。サービスの開発や営業など、ほかに注力したい分野の業務がある場合は、業務効率の向上が期待できます。

新しいマーケティング技術や戦略に迅速にアクセスできる

マーケティング業界は常に変化しており、SNS一つとってもFacebook、X(旧Twitter)、Instagram、TikTokにYouTubeとさまざまなツールがあります。また各ツールのコミュニティガイドラインや仕様は常に変化しており、都度情報収集しながら効果的なマーケティング戦略を立案することが求められます。そういった意味で、マーケティング会社やマーケティングを扱う個人事業主の場合、常に最新動向をキャッチアップしているため、自社の仕組みとして迅速に取り入れる手助けになるでしょう。

マーケティングを外注で業務委託するデメリット

ここからは、マーケティングを外注するデメリットを2つ紹介します。

業務の質が委託先の能力に左右される

外注先の能力や経験により、業務の質が左右される可能性がある点が大きなデメリットといえます。マーケティングの仕事の質となると過去の実績や仕事がなかなか見えづらく、優秀な委託先を選定できなければ、期待した成果が得られないかもしれません。

長期的な関係性の構築が難しい場合がある

あくまで外注先であるため、業務委託先企業や個人事業主の状況で関係が途絶えてしまうこともあるでしょう。とりわけマーケティングは、長期的な戦略のなかでPDCAを回しながら各施策を進行することではじめて効果が感じられるものです。安定的に依頼できる外注先であるか、依頼前に確認しておくことが求められます。

マーケティングの業務委託の契約形態

マーケティングの業務を外部委託する場合、請負契約か準委任契約を締結します。2つの契約の特徴と違いを見てみましょう。

請負契約

請負契約は、受託者が成果物の完成を約束し、委託者がその対価を支払う契約形態です。ウェブサイト制作やリサーチ業務における資料提供、SNS運用の際の投稿文作成などが成果物にあたります。それらを納品することに対して報酬を支払う形態を希望する場合は、請負契約が適しているでしょう。

準委任契約

準委任契約は、成果物の納品ではなく、業務に対して対価を支払う契約形態です。マーケティング戦略立案やSNS運用コンサルティング、広告運用など、コンサル要素の大きい業務を委託する場合は、準委任契約を締結します。

マーケティングを外注する際の注意点

ここからは、マーケティングを外注する際に委託者が気をつけたい注意点を4つ解説します。

委託先選定時には、実績や評判をしっかりと確認する

成果や実績がわかりづらいからこそ、外部委託先の選定は慎重に行うことが重要です。広告運用を委託したい場合は、他社での数字の実績を確認したり、SNS運用を依頼する際は企画・実行した戦略と同時にフォロワー数の増加率や売上・集客の増加率などを可能な限り聞き出してみたりすると良いでしょう。

契約内容を明確にし、期待する成果物を具体的に定義する

マーケティングという領域は、業務範囲が曖昧になりがちです。依頼したい業務内容をできる限り詳細に取り決め、期待する成果物やKPI、スケジュールなどを具体的に定義することが大切です。契約内容が曖昧では、後々トラブルが発生するリスクがあります。必要に応じて専門家に相談し、適切な契約書を作成しましょう。

定期的なコミュニケーションとフィードバックの機会を設ける

マーケティングは、長期契約の場合が多いでしょう。だからこそ、委託先と定期的なコミュニケーションの場を設けることをおすすめします。月初には、その月の to doや目標を確認し、月末にはその月の成果と進捗を確認するなど、必要に応じて軌道修正しながら戦略を実行します。

成果物の品質を継続的にモニタリングし、必要に応じて調整する

ウェブ広告バナーやスチール撮影、SNS投稿作成などを依頼する場合は、成果物の品質を継続的にモニタリングし、適切なフィードバックを行うことも必要です。デザイン力やマーケティング力は外注先のほうがプロフェッショナルかもしれませんが、自社のブランディングは社内人材がより理解しているはずです。ブランドの世界観を適切に表現する意味でも、成果物の品質チェックは怠らない体制を整えましょう。

マーケティングを外注する場合のパターン

ここからは、マーケティングの外注先について、3種類のパターンを見ていきましょう。

マーケティング会社に発注する

まず、マーケティング会社に発注する方法です。自社の目的に合わせたマーケティング戦略策定から継続的な運用まで幅広い業務が依頼でき、かつ豊富な他社事例や専門知識を有します。飲食、物流、医療など、特定分野に特化したマーケティング会社もあるので、自社のマーケティングを依頼するのにふさわしい会社を探しましょう。

個人事業主に発注する

個人事業主のマーケターに外注することもできます。専門性も高く小回りがきき、柔軟に対応できる点が特徴です。SNS運用代行、広告運用代行といったスポットでのマーケティング業務委託に適していますが、なかにはチームでマーケティング業務を丸ごと対応できるケースもあります。マーケティング会社に比べると費用を安く抑えられることが多く、予算に余裕のない企業やマーケティングの一部分を依頼したい場合に向いています。

副業社員を採用する

継続的にマーケティング業務を自社で行うべく、副業社員を採用するのも一つの方法です。副業社員は、他社の事例や知見があることで、社員から得られなかった新しい視点でのアイデアが得られる可能性があります。一方、副業社員の場合は本業もあるため、稼働時間に制限がある点は理解しておかなければなりません。

マーケティングの外注・業務委託の報酬相場

マーケティングの報酬相場は、以下の通りです。

・マーケティング会社:月額50万円~100万円程度
・個人事業主:月額10万円~50万円程度
・副業社員:時給2,000円~5,000円程度

ただし、これはあくまで目安であり、実際の報酬は業務内容やボリュームにより大きく異なります。例えばオウンドメディアのコンテンツ制作を依頼する場合は、月に3~5本で15万円ほど、一方、企業・商品ブランディングの依頼の場合は100万円以上は見込みましょう。

マーケティングの副業案件の例

大手EC企業のSNSマーケティング支援

稼働時間 週10時間程度(40時間/月)
単価 時給2,500〜3,000円
※能力や経験により最終決定
条件 ・SNSマーケティング実務経験が3年以上の人
・ECサイトの運用経験がある人歓迎
・完全リモートワーク

飲食チェーン店のメールマーケティング戦略策定

稼働時間 週15時間程度(60時間/月)
単価 時給3,000円
条件 ・メールマーケティングの戦略策定経験5年以上の人
・飲食業界でのマーケティング実績がある人歓迎

マーケティングを副業社員に任せてみませんか?

この記事では、マーケティングを業務委託する際のメリットやデメリット、注意点、さらに報酬相場や実際の案件例を紹介してきました。

自社のマーケティングを外注するには、過去の実績や仕事内容を事前に確認し、優秀なマーケターやマーケティング会社との出会いが欠かせません。

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