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人事ノウハウ

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現代の採用トレンドとは?中途採用・新卒採用別に解説

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はたらき方の多様化やコロナ禍を経て、企業における採用手法も大きな変化を遂げています。

近年は、正社員だけでなく優秀な副業社員の獲得に向けても、カジュアル面談の実施をはじめWebやSNSを用いた採用手法がトレンドになっています。

今回は、採用トレンドの現状について「新卒」「中途」それぞれのトレンドを紹介するほか、手法を試す際のポイントを詳しく解説します。

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採用市場のトレンドはどうなってる?

少子化が進み、さまざまな業界・職種で人手不足が問題化する昨今、求人を出して応募を待つという、従来の採用手法では効果が出にくくなっています。

以下に挙げる3つの現状から、採用市場のトレンドも変化を遂げています。また、中途採用と新卒採用では採用方法のトレンドも異なるのが特徴といえるでしょう。

ぜひ参考にして、ターゲットに適したトレンドの選択を行い、希望する人材の獲得に役立ててください。

オンラインの選考が当たり前になっている

コロナ禍は、企業の採用活動にも大きな影響をもたらしました。かつては応募者に企業説明会や自社へ出向いてもらい、アピールや面接の場を設けるなど、対面でのやりとりが基本となっていました。

しかし、コロナ禍によって人の動きが抑制され、対面でのイベントや面接が困難になったことから、Webを活用したオンラインでの採用活動が導入されるようになりました。

また、ネットやSNSの活用が一般的になった今、企業だけでなく仕事を求める側も、情報収集や就活をオンラインで行うことが珍しくありません。

労働力人口が減っている

少子高齢化に伴い、15歳以上の就業者および求職者からなる労働力人口も減少しており、企業の採用活動に深刻な影響を与えています。

このため、優秀な人材獲得に向けて企業間の競争が激化し、求人を出して応募を待つという従来の採用スタイルでは、成果が出にくくなっています。

また、ネットやSNSの普及で採用手法が多様化した今、企業も求職者が日頃利用するプラットフォームを有効活用して、トレンドに則った採用活動を行う必要があるでしょう。

採用の難易度が上がっている

少子高齢化による労働力人口不足をはじめ、リモートワークの普及やフリーランスの増加など、労働市場も大きく変化しています。

また、若年層の多くは、仕事よりもプライベートを重視する傾向がみられ、勤務地や残業の有無、休日数などに着目した就活を行うようになりました。

このため、企業はターゲット層に合わせた適切な採用手法をとらないと、求める人材の確保がますます難しい状況になっています。

中途採用方法のトレンド

中途採用向けの採用方法としては、以下に挙げる6つがトレンドといえるでしょう。

また、中途採用に関しては、以下の記事もご覧ください。

関連記事:中途採用の目的とは?メリットデメリットや成功のポイントまで解説
     中途採用は難しい?失敗例や成功させるポイントを解説

ダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングは、企業が求職者にスカウトメールなどを送り直接アプローチする採用手法です。

狙った層に直接アプローチできるため、質の高い人材を確保しやすいうえ、現在転職を検討していない潜在層にも、アプローチできる点がメリットといえるでしょう。

ただし、候補者のリストアップやスカウトメールなどの作成・送信に時間と労力を要するため、採用担当者の負担が増す可能性があります。予算に余裕がある場合は、代行業者の利用もおすすめです。

ダイレクトリクルーティングに関しては、以下の記事もご覧ください。

関連記事:ダイレクトリクルーティングとは?メリットデメリットや費用相場を解説

リファラル採用

自社従業員の友人・知人を、候補者として紹介してもらう採用手法です。紹介以降は通常の選考フローを経て入社に至る点が、縁故採用との最大の違いといえるでしょう。

リファラル採用は自社の内情をよく知る従業員からの紹介になるため、企業文化や業務とマッチングしやすく、ミスマッチの少ない採用活動が行えます。

コスト負担も少ないメリットがある一方、紹介された人材が不採用となる場合もあるため、紹介をしてくれた従業員へのフォローも必要です。

リファラル採用に関しては、以下の記事もご覧ください。

関連記事:リファラル採用とは?メリットデメリットや注意点まとめ
     リファラル採用の報酬相場はいくら?渡す時の注意点はある?

アルムナイ採用

自社を一度退職した従業員を再雇用する採用手法です。業務の進め方や自社の企業文化を熟知しているため、教育コストをかけずに生産性を維持することが可能です。

豊富な知識やスキルを活かして、組織活性化に貢献する一方、退職時の課題が解決されないままでは必ずしも当該者が再雇用できるとは限りません。

また、退職者の再雇用によって、既存の従業員のモチベーションが下がってしまったり、新たな組織風土に馴染めなかったりする可能性もあります。このため、アルムナイ採用を行う場合は、あらかじめ受け入れ体制を整えておくことが重要です。

求人特化型検索エンジン

ネット上にある求人情報をまとめて検索できる求人特化型検索エンジンも、注目を集めています。

この検索エンジンは、企業のホームページや採用ページから情報を収集したり、企業が直接投稿した求人情報を取り込んだりして求人情報を集約させ、求職者が検索するキーワードにマッチした情報を効率よく表示させる仕組みです。

無料で求人情報を掲載できる場合がほとんどですが、上位の検索順位を狙うには検索アルゴリズムを把握して、自社サイトに適切なSEO対策を行うなどのテクニックが必要です。

転職フェア

企業が求職者と直接対話できる場として、転職フェアへの参加も有効な採用手法といえるでしょう。一度に多くの求職者と接点がもてるため、幅広い層に自社の魅力をアピールできます。

ただし、転職フェアで成功するには、求職者の目を引くブース作りや配布資料作成などの事前準備、開催中の運営など、採用担当者へかかる負担も考慮しなければなりません。

SNS採用

SNSを活用した採用手法も注目を集めています。企業がアカウントを開設して自社の魅力を発信することで、多くの求職者に広くアプローチできる点も魅力といえるでしょう。

SNS採用はコストが抑えられるメリットもありますが、即効果につながるわけではなく、長期的なスパンで取り組まなければなりません。また、魅力的なコンテンツ作りのためにマーケティングや定期的な更新の必要があります。

新卒採用方法のトレンド

新卒採用におけるトレンドには、以下の4つの採用方法があります。

インターン採用

インターン採用とは、企業が新卒者を対象に、一定期間のインターンシップを通じて実務を体験させ、その後正社員として採用する方法です。

インターンシップ期間中に企業の業務を体験することで、知識を身につけられるうえ、会社説明会やOB・OG訪問以上に現場の空気を肌で感じられる点が魅力です。

また、業種や職種の違いだけでなく、企業風土や社員間の雰囲気などを知ることができるのもメリットといえるでしょう。

オウンドメディアリクルーティング

自社が運営するWebサイトやブログなどで、求職者へ直接アプローチしていく採用手法です。

企業の価値観や社風に共感する求職者を集めやすく、採用後のミスマッチが少ない点がメリットといえるでしょう。

自社のブランディングの確立につながる一方で、マーケティングやSEO対策などの専門知識が必要です。また、成果が出るまでに一定の時間がかかるため、ほかの採用手法との併用をおすすめします。

採用ミートアップ

交流会形式で求職者と自社従業員が直接対話をし、求人広告などの情報だけでは伝わらない自社の雰囲気を理解してもらう採用手法です。

社外の会場で実施する会社説明会と違い、採用ミートアップでは自社へ求職者を招くのが一般的です。

職場や社員の雰囲気がわかるため、はたらき方もイメージしやすくなり、求職者の理解度や応募意欲の向上につながります。

ただし、採用ミートアップでは交流がメインとなり、応募に発展しない可能性もあります。このため、交流会ではエントリーシートを用意して応募を促すのもおすすめです。

採用イベント

費用と準備などの労力はかかりますが、企業と求職者が直接交流できる採用イベントでは、通常の採用プロセスでは出会えない幅広い求職者に自社の魅力をアピールできます。

ただし、採用イベントには多くの企業が参加するため、工夫を凝らさないと自社のブースが他社に埋もれてしまう可能性があることを念頭に置き、準備を進めることがポイントです。

トレンドの手法を試す際のポイント

数ある採用トレンドから自社の採用活動を成功させる手法を試すには、以下に挙げる5つのポイントを押さえる必要があります。

目的を明確にする

現在の自社の人員状況と将来のビジネス目標を踏まえ、人材補充が必要な職種、人数、求める人物像などを明確にしておきましょう。

採用計画というスタートラインからぶれてしまうと、トレンドの手法を試しても思うような成果にはつながりません。

期間を定める

採用計画に基づいて、必要な人材を確保する具体的な期間を定めましょう。新規プロジェクトや繁忙期などを見据えて、適切なタイミングで人材投入できるようにしておくことが肝心です。

採用予定者が多数、または選考プロセスが複雑な場合は、採用期間を通常よりも長めにとることをおすすめします。

従来の方法も併用する

求人広告の掲載やハローワークの活用など、これまで自社が活用していた採用手法を併用することが成果につながるコツです。

コストや労力に余裕があるなら、採用手法は1つに絞らず、より多くの求職者にアプローチしていきましょう。

振り返りを実施する

トレンドの採用手法を試したら、必ずどのプロセスで効果や問題があったかを分析し、振り返るようにしましょう。

各選考プロセスを振り返ることにより自社の課題が明確になるため、今後の採用活動に役立てることが可能です。

他社の動向をチェックする

競合他社がどのような採用手法を用いているか、動向をチェックすることも肝心です。他社で成功した採用戦略やアプローチを分析し、自社で取り入れられるかどうか考えてみましょう。

また、同業界でのトレンドや効果的な採用ツール、プラットフォームの使用状況などには、とくに注目することをおすすめします。

御社の採用業務を副業社員に任せてみませんか?

今回は、採用市場におけるトレンドについて、役立つさまざまな情報をお届けしました。

この機会に手間やスキルを要する採用業務を、即戦力となる副業社員に任せてみることも効率のよい方法です。

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