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副業ノウハウ

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instagramの副業とは?時給相場や案件例まとめ

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本業で忙しい人にとってはじめやすいInstagram関連のお仕事。すき間時間や週末、長期休暇を活用してチャレンジしようと考えている人もいるのではないでしょうか。とはいっても、具体的にInstagramでの副業はどのような仕事があるのか、何から始めればよいのか迷っている方も多いかもしれません。

そこでこの記事では、Instagramの副業はそもそもできるのか、仕事の種類や時給相場、さらに必要なスキルを詳しく解説します。具体的な案件例も紹介するので、実際に応募する際の参考にしてくださいね。

instagramの副業はできる?

Instagramとは、写真や動画コンテンツをメインに投稿するSNSです。「Meta Platforms, Inc.」通称「メタ社」が提供し、2022年10月時点で全世界のユーザーが20億人(※1)を突破したと発表しています。国内でも月間利用者数は2019年3月時点で3,300万人(※2)を超え、とりわけ20代~40代で高く支持されるSNSです。直近では、2023年7月に「Threads(スレッズ)」(※3)というInstagramチームが開発したTwitterにかわるSNSを新たに発表し、ますます話題になっています。

このように成長し続けるSNSだからこそ、Instagramを使った副業の種類は多岐にわたります。自身の持つアカウントを成長させ、アフィリエイトで収益化したり、外部の物販サイトと紐付けて集客したりできるほか、企業が広報活動の一環として保有する公式アカウントを代わりに運用したり、売上増加に寄与できるようコンサルティングしたりする仕事も。自分の強みやスキルに合った仕事を選べるのが、Instagram関連の副業の魅力の一つといえるでしょう。

※1出典:Meta社「Meta 2022年第4四半期(10月-12月)業績ハイライト」
※2出典:Meta社「Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破」
※3出典:Meta社「テキストでつながる新しいアプリ、『Threads(スレッズ)』をローンチ」

instagramの副業の主な種類

このように、一口に「Instagramの副業」といっても種類はさまざまです。ここでは、Instagramにまつわる仕事の代表的な例を3つ紹介します。

企業アカウント運用代行

はじめに紹介するのは、企業が保有する公式Instagramアカウントの運用代行です。文字通り、「なかの人」として企業アカウントを代わりに運用することで収益が得られ、一般的には半年~1年など長期間伴走することが多く、その期間は安定的に仕事があるケースが多いでしょう。

仕事内容は、契約によりさまざまです。Instagram運用といっても投稿画像制作・投稿文作成のほか、リール動画制作やストーリー運用、コメント・DM返信など業務は多岐にわたります。シンプルに投稿画像制作とテキストを作成する運用部分だけ委託されるケースもあれば、企業担当者との定期的な打ち合わせやコンセプト設計、月ごとのデータ分析と結果報告などが求められることも。契約を締結する前に、自分が受けられる仕事量やスキルと照らし合わせ、判断しましょう。

アフィリエイト

2つ目は、アフィリエイトです。アフィリエイトとは、成果報酬型の広告を指します。商品やサービスをInstagramで紹介し、購入につながった分だけ広告費という形で報酬が得られます。

アフィリエイト収益を得るには、まず「ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)」と呼ばれるサービスに登録します。ASPは、Web広告を出す企業とアフィリエイターを仲介する企業で、ここを通じて広告主から収益が支払われる仕組みです。軌道に乗り始めると少ない稼働量で安定的に収益が得られるため、長期的に考えるとメリットが大きい副業といえるかもしれません。

2023年7月現在、Instagramでは投稿文にURLを貼付できないため、フィード投稿で特定の商品やサービスの魅力を伝え、プロフィール欄かストーリーズにURLを貼付し、広告リンクに誘導する方法が一般的です。なかにはInstagramのアフィリエイト収入だけで毎月10万円~数100万円稼ぐ凄腕の人もいます。いずれにしても自身のアカウントでアフィリエイトを得るには、フォロワー5,000人~1万人以上に育てておくと紹介したものへのアクションが得やすいといわれています。

PR案件

3つ目に紹介するのは、企業から依頼を受けて商品やサービスをInstagramアカウントで紹介し、広告・PR費をもらう方法です。最近は通称「案件」とも呼ばれ、報酬としてPR代金を得られる場合もあれば商品やサービス提供のみのこともあります。何かを紹介して報酬が得られるという意味では、先ほど紹介したアフィリエイトと同じですが、アフィリエイトは売れた分だけ収益が増えるのと比べて、PR案件ではどれだけ販売できたとしても報酬が一定のことが一般的です。

PR案件を受けて収益化するためには、アカウントを少なくともフォロワー5,000人以上に育てておくと依頼が来やすくなります。それ以外にも「いいね数」や「コメント」、投稿の「保存数」などアカウントを通してフォロワーをファン化できている、エンゲージメントの高さも依頼の基準とされることが多くなっています。

新商品や新しいサービスをいち早く試せる楽しみがある副業ですが、どうしても案件依頼のタイミングや頻度にばらつきがあるため、安定して一定の額が稼げるとは限らず、工夫が必要でしょう。

instagramの副業案件の例

ここからは、Instagram関連の副業案件の具体例を見ていきましょう。

起業がテーマのinstagramアカウント運用代行

業務内容 起業がテーマのInstagramアカウント運用代行
・Facebookで発信している内容をInstagram投稿にまとめる
・投稿画像制作(一度の投稿は画像10枚・テンプレート提供あり)
・投稿テキスト作成
稼働時間 1ヶ月に20投稿作成(40時間/月)
単価 1投稿2,000円
条件 ・企業のInstagramアカウント運用経験がある人
・こまめに報告・連絡・相談ができる人

instagram運用代行とコンサルティング業務

業務内容 グルメ・美容・不動産いずれかの得意ジャンルのアカウント運用代行とコンサルティング業務
・投稿画像・リール・ストーリーズ作成
・投稿テキスト作成
・投稿予約作業
・企画・戦略・施策提案
・月に一度のアカウント分析・運用レポート作成と報告
稼働時間 100時間/月
単価 月額固定報酬20万円〜30万円
※経験・能力や業務量を考慮し、相談のうえ最終決定
条件 ・Instagramアカウント運用経験がある人
・上記の業務内容を問題なく遂行できる人

instagramの副業案件の時給相場

Instagram運用代行の案件相場は、2,000円~6,000円が多く見られます。多くのケースでは、画像制作・投稿文作成の「投稿代行」のみの案件よりも企画・戦略・分析・運用コンサルティングの領域まで含む仕事の方が、時給が上がります。クリエイティブ分野が得意な人や分析に強いメンバーなど、チームで一つのアカウントを運営することも多く、もし自身でチームを構築する場合は、事前にクライアントと念入りに打ち合わせし、外注コストを試算しておくと後でトラブルになりにくいでしょう。

一方、PR案件の相場は、商品提供のみのケースから1案件あたり数10万円、数100万円など、そのアカウントのフォロワー数やエンゲージメントの高さ、知名度によりさまざまです。投稿制作の工数と照らし合わせて納得できる案件かどうか見極めましょう。

アフィリエイト広告は、紹介する商品・サービスにより成果報酬が異なります。一般的には、自分の貼付したリンクを通じて一つ売れるごとに200円以上を得られるケースが多いでしょう。なかには1つ売れるたびに1,000円以上が得られる広告もあります。自身の運営するInstagramアカウントに合った広告を選び、効果的に運用しましょう。

instagramの副業に必要なスキルや知見

Instagram関連の副業を始める際に、持っていた方が良いスキルがいくつかあります。ここでは、その代表例を3種類ご紹介します。

撮影に関する知見

Instagramは、動画や画像などビジュアルがメインコンテンツのSNSです。そのため、大前提として紹介したい商品や場所、サービスなどを魅力的に撮影する方法を知っておくべきでしょう。Instagram投稿に特化した写真撮影のヒントは、本やWebページから得られます。画角や構図などの基本的な撮影スキルは、事前に勉強しておくと必ず役に立つといえるでしょう。

運用するトピックによって異なるものの、Instagramの投稿を制作するために一眼レフやミラーレスカメラを購入する必要性は必ずしもありません。最近は、スマートフォンカメラの性能がどんどん上がってきているため、手軽にスマホカメラで撮影したものを編集し、アカウントを成長させている人も少なくありません。手軽さ、情報の速さこそがSNSの魅力なので、普段から使い慣れているツールで商品・サービスの魅力を手早く写し、投稿できると良い反応が期待できます。

企画力

撮影スキルのようなビジュアル制作力と同じくらい大切なのが企画力でしょう。「インスタ映え」という言葉が知られているように、当初Instagramはフォトジェニックな写真に注目が集まり、見せ方が重視されていました。

一方、ここ数年は「映え」だけでなく「どのようなコンテンツを発信するか」がより大切になっています。これも、旅先での訪問先や近くの飲食店などを調べる際、Instagramを検索ツールのように使うことが増えてきているからです。このように今ではInstagramは雑誌や検索エンジンのような意味合いを持っているため、「見せ方」と同時に着眼点や切り口、ネタの強さなど「何をどのように取り上げるか」を企画する力がより必要とされています。

Photoshopなどのツールスキル

Instagramの投稿制作で欠かせないのが、画像制作ツールを使いこなす力です。紹介したい商品・サービスを撮影した後は、写真を編集し、必要に応じて文字やデザインを入れる作業を行います。写真編集ツールとして有名なのは、「Adobe Photoshop」や「Adobe Photoshop Lightroom」ではないでしょうか。明るさや色味を調整し、撮りっぱなし写真よりも一層魅力的に仕上げるためこれら写真編集ツールは使えるようにしておくと良いでしょう。

最近の傾向としてInstagramで上位表示されている投稿の多くでは、画像に文字入れやデザインが施され、得られる情報を見える化しています。「Adobe Photoshop」でも文字入れは可能ですが、最近は、オンライン上で使用できるグラフィックデザインツール「Canva」を利用するケースも増えています。デザイン初心者でも直感的に画像制作できて、使い方も簡単なので、まずは「Canva」から始めてみても良いかもしれません。

企業案件の副業探しならlotsful

この記事では、Instagramの副業はそもそもできるのか、仕事の種類や時給相場、さらに必要なスキルを詳しく解説してきました。「Instagramで副業」といっても、仕事の種類は多岐にわたり、関わり方がさまざまであることを知っていただけたのではないでしょうか。

副業マッチングサービス「lotsful」では、週1回・4時間など皆さまの条件に合った副業を紹介しています。Instagramの仕事は、継続して長期間粘り強く携わっていく必要があります。「すき間時間でできるのかな」と不安に思っている人は、一度ご相談ください。専任のタレントプランナーがスキルや希望を聞いてぴったりの案件をご紹介します。

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