副業ノウハウ

「まずは簡単な業務から副業にチャレンジしてみたい」、「PCスキルを身につけながら、収入も上げていきたい」。このように副業をきっかけにして、ステップアップを目指している人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、副業で手軽にスタートできる「データ入力」という仕事のポイントから、時給の相場、メリット、具体的な案件例まで、気になる情報を集めました。ぜひ、参考にしてください。

データ入力の副業とは？

仕事の内容

PCを使ったタイピング業務がメインになります。紙などに記載された情報や文章などを、WordやExcelにまとめていきます。情報をそのままPCに入力していく簡単なものから、インターネットなどで必要なデータを検索し、それらをデータとしてまとめていく作業など、種類はさまざまです。

主な仕事の種類

幅広い職種で求められる「一般事務」や、営業職のサポート役となる「営業事務」、経理職を支える「経理事務」、英語力を活かすことのできる「英文事務」など、多岐にわたる事務職の中で「データ入力」という仕事が求められています。その中で、以下のような業務を担当します。

●データ入力

提供してもらった情報をそのままPCに打ち込んでいく作業になります。書類などに記載された情報をWordやExcelにまとめていったり、会議の音声データなどを文字に起こしていく業務もこの中に含まれます。

●入力後にデータを整える

データを入力したら、それらを見やすく整えていきます。クライアントから、データをどのようにまとめるか形式を指定される場合もありますし、特に指示がない場合もあります。データ入力のみの案件に比べ作業時間はかかりますが、報酬は高くなる傾向にあります。

なお、データの納品方法に関しては、上記の通りクライアントから指示があるケースもありますが、多くはMicrosoftのWordやExcel形式となります。そのため、Microsoft Officeは準備しておいた方がよいでしょう。

データ入力の副業案件の例

自社商品のデータ入力

指定するフォーマットに沿って、当社商品のデータをExcelにまとめていく作業。
慣れてきたら、画像のトリミングなどもお任せしていく予定です。

求人広告のデータ入力

企業から預かった求人データを、求人広告のフォーマットに入力していく作業。
希望する方は、情報をもとに求人原稿のライティングにチャレンジすることも可能です。

業務データ入力・照合

書類などに記載された情報を、社内のシステムに入力していきます。
また、他の人が入力したデータに誤りがないか、チェックをお願いする場合もあります。

データ入力の副業案件の時給相場

データ入力の時給相場は1,625円となります。
先ほどもご紹介したように、単純なデータ入力作業から、データを資料などに整えていく案件もあります。業務内容が複雑なものほど時給単価は高くなりますが、それだけPCスキルが必要ですし、作業に時間もかかります。自身の経験・スキルを把握しながら、希望に合った案件を見つけていきましょう。

データ入力の副業に必要なスキルや知見

タイピングスキル

データ入力の場合、入力件数や文字数によって報酬が決まる場合がほとんどです。そのため、タイピングスキルが必要になります。スピードだけでなく、入力の正確さも求められるので、どちらも身につけられるようにしましょう。ブラインドタッチのレベルとしては、1分間で80〜150文字程度打てるようになるとスムーズです。

PCスキル

作業効率をアップさせるには、タイピングスキルだけでなくPCスキルも大切です。ショートカットキーを多用することで、作業の時間を短縮させることができます。また、多用する単語を登録することで入力を省略し、さらにスピードをアップさせることも可能です。

確認能力

どんなに作業が早くても、ミスが多ければクライアントからの信頼を失ってしまいます。自身が入力したデータに誤りがないかなど、しっかりと確認しておく必要があります。データ入力には早さだけでなく、こうした確認能力も求められるのです。

データ入力の副業メリット

収入が増える

副業に多くの時間を割けない人は、隙間時間に作業できるデータ入力案件がオススメです。対応した件数や入力した文字数によって、報酬が決定する場合が多いので、やった分だけ収入を増やしていくことが可能です。

スキルを高められる

業務を行いながら、タイピングスキルやPCスキルを高められるのも、データ入力の魅力の一つです。今まであまりPC作業をしてこなかった、これからタイピングスピードを上げていきたいなどの希望がある人は、副業で収入を得ながらそれらのスキルを高めていくことができます。

データ入力の副業の注意点

業務が単調になりがち

クライアントから指定された情報を入力していく作業になりますので、業務が単純になってしまうことは避けられません。スケジュールや作業時間などをしっかりと決めながら、目標に向かって進められる体制を整えましょう。コツコツ同じ作業をしていくことが得意な人もいますので、そうした人はどんどん数をこなしてください。

確定申告が必要な場合がある

副業による収入が年間20万円を超える場合は、確定申告を行う必要があります。
その年の1月から12月までの収入が対象になりますので、気になる人は副業での収入を計算してみましょう。

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