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副業ノウハウ

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アプリ開発の副業とは?時給相場や案件例まとめ

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Webからスマホまで、今や私たちの生活に欠かせない存在となったアプリ。現在プログラマーとして活躍中でも、そのスキルを活かしてアプリ開発の副業にチャレンジしたいと思う方も多いのではないでしょうか。

今回はアプリ開発に関する副業を検討する方に向けて、始める際の注意点からおすすめできる副業の種類を、具体的な案件例と目安となる時給額を交えて詳しく紹介していきます。

アプリ開発の副業はある?

アプリといっても、その種類は大きく分けて以下の3つに分けられます。

Webアプリ インターネット上のWebブラウザで動作するアプリの総称。インストールの必要がないため、利用しやすい
ネイティブアプリ
(スマホアプリ)
ストアからダウンロードして端末で使用するアプリ。スマホの機能を最大限に利用できる
ハイブリッドアプリ Webアプリとネイティブアプリの両方の要素を持ち、ブラウザおよびストアからのインストール双方の利用が可能

Webアプリは料理のレシピコンテンツやECサイトなど、ネット生活においてなくてはならない存在といえるかもしれません。

ネイティブアプリはスマホアプリと呼ばれ、iPhoneやiPad、AndoroidなどのOSアプリで非常に需要があります。

また、ハイブリッドアプリはGmailやTwitterのアプリが該当し、いずれもネットやスマホが欠かせない私たちの暮らしには必需品のため、副業においてもニーズがあるので狙い目といえるでしょう。

アプリ開発の副業の主な種類

ビジネスとしてもニーズの高いアプリ開発に関する副業として、おすすめできる代表的な2種類を以下で紹介していきます。

個人販売や広告収入

自分の作りたいアプリを開発し、ストア内で売る個人販売。価格も自由に設定できる点が魅力です。

アプリ内に課金システムを設けるなど、収入UPにつながる工夫をしやすい所も、楽しみながら続けられる面で大いにメリットのある副業といえるかもしれません。

また、アプリ内に表示された広告をユーザーがクリックすると報酬が得られる広告収入も、個人販売よりもハードルが低い点で、取り組みやすい副業といえます。

アプリを無料にすれば、有料アプリに比べて断然ダウンロードされやすくなり、収入UPにもつながるでしょう。

クライアントワーク

企業から依頼された案件に対応し、報酬をもらうクライアントワークもアプリ開発の副業としてはおすすめのスタイルといえるでしょう。

依頼内容はアプリ開発をすべて担当するものから、一部の工程のみ着手するものまでさまざまなため、自分のスキルに合わせて対応できます。

実装する機能や仕様はクライアントから指示されるため、開発自体の自由度は少ないものの、アプリの企画や販売戦略をしなくて済む点で効率よく稼ぎたい方にはぴったりかもしれません。

アプリ開発の副業案件の例

アプリ開発に関する副業案件について、「稼働時間」「単価」「条件」の具体例を踏まえながら、以下に3例紹介していきます。

有料アプリ(フリーミアム型)の販売

稼働時間 平日夜間・土日祝のみ(40時間程度/月)
単価 時給1,500~2,000円程度
条件 ・マーケティング能力があること

iOSエンジニア

稼働時間 平日夜間・土日祝のみ(30時間程度/月)
単価 時給3,000~5,000円程度
条件 ・Objective-C、SwiftおよびXcodeの知識・経験が豊富な方

既存アプリの機能追加・不具合修正

稼働時間 土日のみ(25時間程度/月)
単価 時給2,000~5,000円程度
条件 ・受託開発の経験があること

アプリ開発の副業案件の時給相場

ニーズがあるうえにスキルを必要とする分、時給や単価に換算すると、アプリ開発の副業における相場はほかの仕事と比べて少々高めなのが特徴です。

  • 保守など単発案件:2,000~5,000円程度
  • 開発・設計・改修など大型プロジェクト案件:月単価10~30万円

アプリ開発の副業に必要なスキルや知見

アプリ開発を副業にするには、どのようなスキルや知見が必要でしょうか。
最低限身に付けておきたいものとして、以下の3つの能力が挙げられます。

情報設計力

多くのユーザーに「ダウンロードしてみたい!」と思わせるアプリの開発にはアイデアや企画力が必要不可欠です。

他のアプリにはない機能や価値が求められるため、情報設計という手法を駆使してアプリを適切に構造化しなければなりません。

ユーザーがどんな機能を必要としているか、どのようにすればより使いやすいアプリになるか、あらかじめ設定したうえできちんと結果に導く力が何より重要といえるでしょう。

UI・UX

ユーザーがアプリを快適に利用するためには、階層を意識したデザインは欠かせません。この点で、UI(User Interface)や、UX(User Experience)の概念が非常に重要になってきます。

分かりやすくい えば、ユーザーがアプリを使って得られる“使いやすさ”“分かりやすさ”“優れた操作性”などです。

操作性を簡単かつ、質の高いモノにするために構造をシンプルにすれば、コンテンツの見やすさや目的とする機能への容易なアクセスが可能になります。

アプリ内のレイアウトやデザイン性を高めながら、情報がきちんと整理された使いやすいアプリを開発するスキル=多くのユーザーがダウンロードしたくなるアプリといえるでしょう。

プログラミング

開発に必要なプログラミング言語は、事前に把握しておかなければなりません。適切なプログラミング言語の選択がされないと、手間が掛かるだけでなくアプリが動かないという致命的な問題が起こってしまいます。

WebアプリではHTML・CSS・JavaScriptなど、iOSならSwift、AndroidならKotlinといったように必要な言語は異なります。

配信媒体や開発プラットフォームに合わせて、適切な言語を選択できる知識とスキルを持っていることが重要といえるでしょう。

アプリ開発の副業の注意点

アプリ開発の副業を始めるには、あらかじめ注意しておかなければならないことがあります。
以下2つの注意点を心得たうえで副業を始めるようにしましょう。

健康管理

アプリ開発の副業を始めるということは、単純に労働時間が増えるだけではありません。
副業先のルールに則りながら、納品物も一定のクオリティを保たなければならず、常に納期に追われることになります。

肉体的・精神的な疲れによって本業に支障が出てしまい、取り返しのつかないミスを起こす可能性もゼロではないでしょう。

目先のお金にとらわれ、タイトな納期の仕事を受け続けて生活のペースを崩してしまっては本末転倒です。副業は余力で行うということを念頭に置いて、時間と体力を温存しながら取り組むのが成功のコツといえるでしょう。

確定申告が必要な場合がある

副業がどのようなものであれ、収入を得たら確定申告(※1)に関しても気に留めておく必要があるでしょう。

副業においても、年間の所得が20万円(所得から必要経費(※2)を除いた額)を超えれば、翌年の2月16日~3月15日の間に、居住する地域の税務署へ確定申告を行わなければなりません。

また、確定申告をする際は住民税(※3)に関する事項を記入する必要があります。住民税の徴収方法には自分で納付する「普通徴収」(※4)か、給与から天引きされる「特別徴収」(※5)の選択が可能です。

その際、勤務先に内緒で副業をしている場合には、特に気を付けなければならない点があります。

「特別徴収」を選択してしまうと、本業の勤務先にまとめて請求が行くことにより、副業がばれる可能性があることです。

不要なトラブルを避けるためにも、副業は必ず本業の勤務先の許可を得たうえで、確定申告が必要になった場合は、期日までに正しく申告しておくようにしましょう。

副業での確定申告に関するより詳細な情報を知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

関連記事副業で確定申告は必要?基本からわかりやすく解説

※1出典:国税庁HP 確定申告が必要な方
※2出典:国税庁HP やさしい必要経費の知識
※3出典:国税庁HP 住民税に関する事項を記入する
※4・5出典:総務省HP 個人住民税

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今回は副業としてアプリ開発を検討されている方に向けて、役立つさまざまな情報をお届けしました。

本業とのバランスや、得た収入に関して注意すべき点も多々あるため、それらを踏まえながら副業生活のスタートを切り、効率的に収益UPを目指しましょう。

lotsfulはビジネス職向けの副業マッチングサービスのため、エンジニア向けの開発案件は扱っていませんが、アプリ開発の経験を活かして、プロダクト企画などに挑戦できる副業をお探しなら、ぜひ一度ご相談ください。

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