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副業ノウハウ

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3Dプリンターを使った副業とは?種類や注意点まとめ

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平面データのみしか再現できなかった2Dプリンターに比べて、縦・横・高さが含まれる立体的なデータの再現が可能となったため、第四次産業革命を牽引するテクノロジーとして注目を浴びる3Dプリンター。

今回は3Dプリンターを用いた副業を検討する方に向けて、始める際の注意点からおすすめできる副業の種類を、具体的な案件例と目安となる時給額を交えて詳しく紹介していきます。

3Dプリンターを使った副業はできる?

立体物のデータをもとに樹脂などを加工することで、立体造形物の実体化・可視化が可能な3Dプリンター。

当初は業務用として特殊な制御が必要かつ、非常に高価なものでしたが、開発が進むにつれて個人や家庭でも手に入れやすい小型で安価なモデルも登場しています。

このように3Dプリンターが一般化することで、これらを用いて新たなビジネスチャンスを開拓する人も出てきているのが現状です。

データと素材さえあれば何でもカタチにできてしまうメリットを活かせば、身近なアクセサリーやフィギュアに医療用模型、果ては自動車までと幅広く手掛けられます。

低コストでオリジナリティあふれる作品を、楽しみながら生み出すことで収入も得られるため、副業の市場としても非常に有望といえるでしょう。

3Dプリンターを使った副業の主な種類

ビジネスとしても伸びしろのある3Dプリンターを使った副業として、おすすめできる代表的な3種類を以下で紹介していきます。

作品の制作販売

3Dプリンターを使った副業として一番取り組みやすいのが、作品の販売といえるでしょう。

アクセサリーやフィギュア、クッキーの型など、市販品にないようなオリジナリティあふれる作品は非常にニーズもあります。

難易度が高く、時間がかかるものの、オーダーメイドのフィギュアに対応すれば、世界に1点しかないというレア感と顧客の満足感も高くなります。

評判になれば継続的な高収入と、将来的にフィギュア作家としてのポジションも夢ではありません。

モデリングデータの制作販売

3Dモデリングのスキルがある方なら、自分で作った3Dデータを販売することをおすすめします。

ゲームやアニメーションに用いるローポリゴンの3DCGデータ や、3Dプリントに用いる動きのないハイポリゴンの3DCADデータ など、ニーズのあるデータの形式はさまざまです。

また建築や内装3Dモデルのデータ作成を建築デザイン事務所などから請け負う副業も、在宅の空いた時間を有効に使って月に5万円程度の報酬が見込めるため、スキルのある方にはおすすめといえるでしょう。

ライター

3Dプリンターに関するコンテンツなどで、ライターとして活躍するのもおすすめです。
3Dプリンターの使用感やレビュー、使い方から作品の作り方・作品を売るコツなど、ユーザーが知りたい情報を執筆します。

自分のブログでこれらを情報発信するなら、有料記事やユーザーが記事内の広告をクリックしたり、関連商品を購入したりすると報酬が得られるアフィリエイト広告にすれば、プラスアルファの収入も見込めます。

3Dプリンターを使った副業の例

3Dプリンターを使用する副業案件について、「稼働時間」「単価」「条件」の具体例を踏まえながら、以下に2例紹介していきます。

キャラクターフィギュアの印刷用データ作成

稼働時間 平日夜間・土日祝のみ(30時間程度/月)
単価 時給1,500~2,000円程度
条件 ・月に20本程度のデータを納品できること

3Dプリンターオペレーター

稼働時間 建築デザイン会社から土日のみ依頼(20時間程度/月)
単価 時給2,000~2,500円程度
条件 ・CADの操作ができること

3Dプリンターを使った副業の時給相場

市場においてもまだレア感のある3Dプリンター。副業でも需要があるうえにまだ競合人数が少ない分、時給や単価に換算すると相場はほかの仕事と比べて少々高めなのが特徴です。

ただし副業にする場合、3Dプリンターのほかに周辺機材も準備しなければならないため、初期費用もそれなりに高額になります。

  • アクセサリー販売:売値1,000~2,000円程度/個
  • 3Dプリンター体験講座講師:時給3,000~3,500円程度

3Dプリンターを使った副業の注意点

3Dプリンターを使った副業を始めるには、知識や技術のほかに著作権などの法的な側面も含め、あらかじめ注意しておかなければならないことがあります。

以下3つの注意点を心得たうえで副業を始めるようにしましょう。

著作権に注意

アニメや映画などは著作権により守られており、著作者の許諾なしに勝手に3Dデータを作成し、作品にすることは原則的にできません。

ただしこれらのキャラクターを使った作品づくりは、家庭において自分だけで楽しむ分には問題ないといえるでしょう。

このフィギュアなどを他人へ譲渡したり、3Dデータを公開したりした場合は著作権侵害に該当します。

また、同様に企業のロゴやサービスなどの商標権、モノのデザインに対して独占できる権利の意匠権があるものも、無断での複製や配布は禁じられているため注意しましょう。

いずれも違反すれば、権利者から損害賠償を請求される可能性のほか、10年以下の懲役あるいは1000万円以下の罰金刑(※1)を科せられることがあります。

※1出典:文化庁HP 著作権が侵害された場合の対抗措置

機材や素材を揃える必要がある

3Dプリンターでデータを印刷するには3Dプリンターをはじめ、以下の機材や素材が必要になります。3Dプリンターは家庭用なら5万円程度で購入可能です。

ソフトや素材にはそれぞれ向き不向きもあり、価格もさまざまですが、ソフトの中には充分な機能を備えながら無料で利用できるものもあるため、目的やレベルに応じてうまく使い分けていくとよいでしょう。

3Dプリンター ・熱溶解積層法式(FDM):低コスト・小型でコンパクト。素材・カラーの自由度が高い
・光造形式:表面を滑らかに仕上げたいフィギュアなどの作成向き
3DCADソフト 形状を寸法で定義するため機械系部品の作成向き
3DCGソフト 直感的にデザインを定義するためフィギュア作成向き
パソコン ・Core i5やRyzen 5以上のCPU
・8~32GB程度のメモリが推奨される
印刷に用いる素材 プラスチックやレジンなど

違法な物を作らない

データと素材さえあれば、あらゆるものが低コストで作成できる3Dプリンター。
ただし以下のようなものは3Dプリンターで出力されることが禁じられています。

  • 貨幣
  • 特殊開錠用具(ピッキング道具)
  • 火薬抜きの爆発物
  • 公務所の記号など公記号偽造(※1)に該当するもの
  • 印鑑
  • 殺傷能力のある刃物形状物・鈍器など
  • フィギュア・グッズなどわいせつ物に相当するもの

銃や貨幣・特殊開錠用具などは作成しただけで罪に問われ、実際に逮捕者が出るなど刑事事件となった例もあるため、「知らなかった」とならないためにも、法律やルールは必ず守るようにしましょう。

※1出典:e-Gov法令検索HP 刑法第166条

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