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副業ノウハウ

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Unityエンジニアの副業とは?時給相場や案件例、注意点まとめ

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ゲーム開発になくてはならない存在なのが、Unityエンジニア。スマホゲームのニーズが拡大し、需要が増えるなか、本業と別で活躍できる副業を検討している人もいるかもしれません。

この記事では、Unityエンジニアは副業できるのか、相性の良い副業の種類、そして副業するメリットと注意点を詳しく解説します。具体的な案件例や時給の相場も紹介するので、最後までチェックしてくださいね。

Unityエンジニアは副業できる?

角川アスキー総合研究所が2022年8月に発刊した『ファミ通ゲーム白書2022』の調査によると、世界のゲーム市場は、2021年時点で前年比106%の21兆8927億円となり、日本国内ではとりわけゲームアプリが市場を牽引しているようです(※1)。ゲームアプリの需要の高まりから、さまざまな環境で動くゲームがつくれる、ゲーム開発プラットフォームの「Unity」を使いこなすエンジニアのニーズも高まっています。

Unityが使えるだけでなく、プログラミングで細部を調整できる、プログラミングスキルも兼ね備えるエンジニアは特に市場価値が高いとされています。Unityで使用されるプログラミング言語は、JavaScript、C#、Booの3種類があります。これらに知識があり、本業で実績があるエンジニアの場合、Unityのプラットフォーム以外でもプログラマーとして活躍できる可能性もあるといえるでしょう。

ただ、勤め先の就業規定で副業が禁止されていることもあるため、確認が必要です。就業規定に違反した場合は、罰則が適用されるケースもあるため十分に注意してください。

※1出典: 角川アスキー総合研究所「ゲーム業界データ年鑑『ファミ通ゲーム白書 2022』発刊 国内外のゲーム市場を最新データで分析

Unityエンジニアの副業の主な種類

ここからは、Unityエンジニアとして本業で活躍する人に相性の良い副業を4種類紹介します。

ゲーム開発

Unityの主戦場は、なんといってもゲーム開発です。勤め先の競合にあたらないかは十分に注意しなければなりませんが、副業でもゲーム開発に携われれば、本業で培った経験やスキルを活かして即戦力として活躍できるでしょう。

Unityでは、グラフィックを追求した2Dゲームはもちろん、3Dゲームを開発することができます。基本的にUnityはプログラミング言語の知識がなくても直感的に開発できるものの、より高度なゲーム開発や細かい処理が必要な場合には、JavaScriptやC#など、プログラミング言語への知識があると、あなたの強みとなるでしょう。

3Dモデリング

3Dオブジェクトを作成する、3Dモデリングを用いたソフト開発にも挑戦できるでしょう。

3Dモデリングは、ビデオゲームや映画、プロジェクションマッピングなどエンターテインメント業界で活用されているほか、建築物やインテリア、景観をバーチャルで表現するために使ったり、臓器や骨、組織を3Dで再現して手術・治療計画に活かす医療分野などでも、広く活用されたりしています。

さらに3Dモデリングは、バーチャルリアリティや拡張現実にも活用され、中・長期で見ても将来性のある技術です。この分野のスキルがあるエンジニアは、今後ますます需要が高まることが予想されます。

アバター開発

3Dモデリングでアバターを作成し、動きや表情を設定することで息を吹き込む仕事もUnityの知識があれば挑戦できるでしょう。簡単なものであればUnityで3Dモデルを生成できますが、より高度な作業を行いたい場合は、「Blender」や「Maya」などの専用ソフトを使用します。3Dモデリングを強みとしたいならば、ほかツールの知識もつけておくと受注できる案件の幅が広がるかもしれません。

アバター開発では、アバター生成ツールを使いこなすスキルのほかに、デザイン力も求められます。イラストやデザインに強みのあるUnityエンジニアが輝ける副業の一つといえるでしょう。

※参考:Unity Documentation マニュアル「アバターの設定

アプリ開発

Unityでのアプリ開発の副業も可能です。Unityには、3Dモデルやアニメーション、オーディオなどさまざまな素材がダウンロードできるアセットストアがあります。そのため、簡単なアプリケーションであれば経験が比較的少なくてもアプリ開発をしやすく、プログラミングの知識があるとさらに複雑な設定も可能です。

ゲーム以外のアプリ開発も経験が積めれば、対応できる案件の幅がさらに広がるでしょう。

Unityエンジニアの副業案件の例

ここからは、本業でUnityエンジニアとして活躍している人に相性の良い副業の案件例を2つ見ていきましょう。

スマホゲーム開発

業務内容 スマホゲームの開発を担当する
(経験に応じて、設計・開発・テスト・運用等の作業に携わる)
稼働時間 週に2日リモートワーク
勤務時間:9:00〜18:00(64時間/月)
単価 月額75万円
条件 ・【必須】スマホゲーム・コンシューマーゲームの開発経験がある人
・【必須】Unityを使用した開発経験がある人
・アウトゲームの機能開発経験がある人歓迎
・インゲームのロジック開発経験がある人歓迎

プログラミングスクール講師

業務内容 受講者へのプログラミング・Unity活用方法の指導
・オンラインで講義を行う
・一人ひとりに合わせたオーダーメイドカリキュラムの作成・提案
稼働時間 授業1コマ:1時間
1ヶ月に16回授業(16時間/月)
単価 時給3,000円
条件 ・【必須】下記いずれかの言語・プラットフォームで1年以上の開発経験がある人(HTML/CSS、JavaScript、PHP、Ruby、Python、Unity、Go)
・副業・ダブルワーク歓迎
・完全リモートワーク

Unityエンジニアの副業案件の時給相場

Unityエンジニアが活躍できる副業案件の相場は、月額20万円から80万円前後です。複雑なゲームアプリの開発案件や高度な経験やスキルが求められるものでは、月額60万円以上の報酬が設定されているものが多く見られます。

一方で、自分のペースで少しずつ始めやすいプログラミング講師の副業では、時給2,000円から3,000円を目安に報酬が設定されていることが多い傾向です。いずれにしても、Unityエンジニアは専門的な知識を持つ人材であることから、ほかの副業と比較しても高単価な案件が豊富です。

Unityエンジニアが副業するメリット

ここからは、本業でUnityエンジニアとして活躍する人が副業を始めるメリットを2点紹介します。

実績を増やせる

本業と異なる分野でUnityの開発経験やプログラミングスキルが活かせれば、実績の幅が増やせるメリットがあります。また、本業で特定のプロセスに面白みややりがいを感じ、それをさらに育てるべく副業先での業務を選択するのも一つの方法です。

いずれにしても、本業で経験できない実績がつくれるのは、長期的に見てキャリアに良い影響を及ぼすのではないでしょうか。

独立への足がかりになる

Unityエンジニアやプログラマーのなかには、フリーランスや会社を起業して活躍する人材も少なくありません。将来的に独立を目指す人にとって、副業で経験やスキルの幅を増やすことは、その足がかりにもなるでしょう。

また、副業で関わりのあった企業から独立後にオファーが来る可能性もあります。そのためにも丁寧な対応を心がけ、信頼関係を築いておくことも重要です。

Unityエンジニアが副業する際の注意点

ここからは、Unityエンジニアが副業を始める際に知っておくべき注意点を2つ紹介します。

本業に支障が出ないようにする

Unityでの開発経験のあるエンジニアであれば、高単価な案件にチャレンジする機会は少なくないでしょう。一方、それだけ高度な技術や工数が必要なものもあります。あくまで本業との両立が大前提なので、睡眠不足で本業に支障をきたすことのないよう、無理のない範囲で副業に取り組みましょう。

収入が20万を超えたら確定申告が必要

年に20万円以上の事業所得が出た場合には、本業とは別に確定申告が必要です(※1)。申告を怠ると、ペナルティを課される場合もあるため、適切なステップを踏んで確定申告しましょう。

確定申告についてさらに知りたい人は、こちらの記事もご覧ください。
関連記事副業で確定申告は必要?基本からわかりやすく解説

※1出典:国税庁「確定申告が必要な方

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この記事では、Unityエンジニアは副業できるのか、相性の良い副業の種類、そして副業するメリットと注意点を詳しく解説しました。また、具体的な案件例や時給相場も紹介してきました。

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