副業ノウハウ

「デザインの経験をいかして、UIデザイナーとして経験を積んでいきたい」、「すでに身につけたUIデザインスキルによって、本業とはちがう領域に関わっていきたい」など、未経験者・経験者ともにUIデザイナーとして活躍したい人は多いのではないでしょうか。そこで本記事では、副業案件に挑戦する中で押さえておきたいポイントから、UIデザイナーが副業するメリット、時給の相場、案件の探し方、具体的な案件例に至るまで、副業をはじめてみようと考えている方が気になる情報をご紹介します。

UIデザイナーは副業できる？

ユーザーが快適にプロダクトを利用するために、感覚的に操作できる設計が重要になっています。たとえば、使いにくいサイトはそれだけで離脱率が高く、CVが見込めません。そのため、見栄えのデザインだけでなく、UI視点でのデザインが求められているため、UIデザイナーの副業はニーズがあると言えます。

一方で、在宅勤務の浸透により、副業がしやすい環境が整ってきました。デザイン業務などは自宅でも対応できるため、特に副業に向いている仕事になるでしょう。しかし、本業の就業規則で、競業他社での副業を禁止している場合がありますので、案件を選ぶときにはルールに違反していないか注意が必要です。

UIデザイナーの副業の主な種類

WEBサイトのUIデザイン

ECサイトにおいて、商品の検索から購入といった一連の流れがスムーズに行えなければ、ユーザーが離脱してしまい売上につながりません。そうした離脱を防ぐために、ストレスを感じず、快適に利用できるプロセスまでデザインしていきます。

アプリのUIデザイン

アプリのUIデザインに関しても、いかにユーザーが快適にそのアプリを利用できるかを逆算して考え、使用するプロセスを検討し、デザインしていきます。情報を検索するアプリであれば検索のしやすさを、商品を購入するためのアプリであれば購入までの一連の流れを、ユーザーがストレスなく目的を達成できるUIをデザインしていきます。

UIデザイナーの副業案件の例

「自社サービスのUIデザイン」の案件例

デリバリーサービスを運営するスタートアップにて、UIデザインを担当していきます。社内の担当者とやり取りをしながら、アプリのUIを改善していきます。

「地方企業のリブランディングを担うUIデザイン」の案件例

地方活性を目指すベンチャー企業において、地方企業のリブランディングに関わるUIデザインをお任せします。基本的なスキルだけでなく、地方を盛り上げたいという情熱ある人を求めています。

「コスメ系ECサイトのUIデザイン」の案件例

購入データや検索結果など、得られたデータをもとにサイト改善を進めていきます。社内の担当者とやり取りをしながら、どんなデザインが適切かを常に考えていきます。

UIデザイナーの副業案件の時給相場

UIデザイナーの時給相場は1,780円となります。
ただし、「サイトやアプリの一部分だけを担当するのか」、「新規でゼロからUIをデザインしていくのか」など、案件の大きさによって単価が変わっていきます。自身の経験・スキルを把握しながら、希望に合った案件を見つけていきましょう。

UIデザイナーの副業に必要なスキルや知見

情報設計力

どのようなサイト／アプリにしたいのか、そのヒアリングをもとに効果的なデザインを考えていきます。収集した情報を分類でまとめ、わかりやすく構成していく。グローバルナビゲーションやボタンを適切に配置し、ユーザーがストレスなく利用できるようにします。そのためにも、こうした情報設計力が必要となるのです。

UIデザインツールのスキル

作業効率を高めるためには、UIデザインツールを使いこなすことが大切です。「Adobe XD」や「Sketch」、「Figma」など、これらはほんの一例ですが、PCの環境や作業する目的などを考え、自分に合ったツールを組み合わせて使用するようにしましょう。

開発に関する知見

予算や期限を無視してさまざまな機能を追加してしまうと、開発やその後のテストに時間がかかってしまい、クライアントが満足できる結果が得られない場合があります。開発の知見を持っていれば、その案件で求められているデザインや機能、開発工数などもイメージできるので、よりクオリティの高いUIデザインを考えられます。

マーケティングに関する知見

マーケティングによって、市場調査やWEB解析などさまざまな取り組みを行います。このように収集したデータやファクトをもとに、仮説を立てUIデザインを行なっていく。感覚ではなく、ロジックによってデザインを設計することで、クライアントが求めるアウトプットが実現できます。

UIデザイナーが副業するメリット

実績を増やせる

本業では自社のECサイトにしか関わることができないUIデザイナーでも、副業なら幅広い業務を経験することが可能になります。さらに、今まではサイト改善がメイン業務だったとしても、副業案件にはイチからサイトをデザインしていくものも多くあるため、さまざまな実績を積むことが可能です。

スキルを高められる

副業によって挑戦できる案件の幅が広くなれば、スキルを高めるチャンスも多くなっていきます。また、企業によって使用するツールもちがいますので、今まで触れることがなかったUIデザインツールで業務を進めていくことが可能になります。

UIデザイナーが副業する際の注意点

本業の規定を確認する

デザイナーなどの職種の場合、裁量労働制といった勤務形態の方も多いはずです。自由に時間を使える反面、そうした働き方には決まりがあります。本業と副業どちらも責任を持って働けるように、就業規則などで本業のルールをしっかりと確認するようにしましょう。

確定申告が必要な場合がある

副業を行う場合は、確定申告を行うことを忘れないようにしましょう。会社員などの場合は所得税や住民税が給与天引きになっていますが、副業で得た分の税金は自分で納める必要があります。副業による収入が年間20万円を超える場合は、確定申告を行う必要がありますので忘れないようにしましょう。

UIデザイナーの副業ならlotsful

副業を始めようと思っても、案件の探し方やどのように副業先の企業と関わっていくのか、わからないことが多くあるはずです。そうした場合は、さまざまなサポートを行なっている副業マッチングサービスを利用するのがよいでしょう。さらにlotsfulなら、専任のプランナーが親身になって副業案件を探しますので、安心して副業にチャレンジすることができます。

lotsfulでは、UIデザイナーの副業案件も多数掲載しておりますので、興味がある方は、お気軽にご応募ください。

UI/UXデザイナーの副業案件はこちら