クリエイティブ系の副業は何がある?時給相場や案件例まとめ
本業で培ったクリエイティブのスキルや経験をいかして、幅広い業務に関わったり、収入をアップさせたいと考えている人は多いはず。
そこで本記事では、クリエイティブ領域において副業を行うメリットや注意点、時給の相場、案件の探し方、具体的な案件例まで、副業に挑戦したいと考える方がおさえておきたいポイントをご紹介します。
クリエイティブ系の副業は何がある?
WEBデザイナー
企業のコーポレートサイトや商品・サービスのLP、各種ECサイトといったWebサイトから、SNSなどの広告まで。WEBデザイナーにはさまざまな業務があります。サイト・LP制作の場合は、コーディングが発生しますので、HTMLやCSSの知識があれば、自身で対応することも可能になります。
グラフィックデザイナー
ポスターやカタログ、雑誌に書籍、商品のパッケージ、ロゴデザインなど、印刷物に関わるデザインを担当します。誰もが知るような有名企業の広告に携わったり、地元のお菓子メーカーのパッケージをデザインするなど、案件の幅が広くあります。デザイナーからAD(アートディレクター)にキャリアアップし、デザインのディレクションを担当するといった道もあります。
イラストレーター
媒体を問わず、イラストが必要とされる場面で、イラストレーターが必要となります。絵本やゲームのキャラクターなどのイラストはイメージしやすいですが、企業広告やパッケージデザイン、WEBサイトなどにもイラストは多く使われています。
ライター
企業活動において、コンテンツマーケティングが重要視されていることもあり、WEB媒体などにおいてライターの副業案件が多くあります。反対に、昔ながらの雑誌などのライティング業務は、案件が少なくなっている傾向にあります。ただし、WEBに関わるライティング業務は、原稿料が下がりがちなので、自身が納得できる仕事を見つけることが重要になるでしょう。
エンジニア
たとえばリアルイベントで、ARを使ったコンテンツを企画する。逆にVRによって、イベント会場を仮想空間に出現させる。他にも、インタラクティブなWEBサイトによって、ターゲットに興味関心を持たせる仕掛けを施す。それらすべて、エンジニアの技術によって実現しています。今後さらなるテクノロジーの進歩によって、エンジニアがクリエイティブ領域の中心になると言っても過言ではないでしょう。
動画制作
YouTubeをはじめとした動画コンテンツの広がりにより、動画制作案件は年々増加傾向にあります。また、カメラや編集ソフトといった動画制作に必要なツールも、個人で購入できるようになり、動画制作にチャレンジする敷居も下がってきています。
動画制作は、監督・脚本、プロデューサーにディレクター、カメラマン、音響、編集など、役割が多いため、どのポジションで力を発揮したいか、自身の希望を明確にしておきましょう。もちろん監督・脚本を務めながら、編集まで行うなどマルチで活動することも可能です。
SNSコンテンツ制作
Facebook、Twitter、Instagram、TikTok、LINEなど、それぞれのSNSのユーザー特性を踏まえ、彼らに刺さるコンテンツを検討していきます。テキストや静止画中心にしたコンテンツから動画まで、クリエイティブも多岐に渡りますので、それぞれの領域の知識や業務経験をいかすことができます。
クリエイティブ系の副業案件の例
コスメ系ECサイトのWEBデザイナーの案件例
コスメ系ECサイトのWEBデザインを担当。サイトのキービジュアルや商品ページをデザインして、商品の世界観を伝えていく。経験がある人は、イラスト制作なども行う。
稼働時間 | 月約15〜20時間 |
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単価 | 7万円/月〜 |
条件 | ・WEBデザインの実務経験 など |
WEBコンテンツのライターの案件例
ソーシャルゲームの新規ユーザー獲得に向けた、WEBコンテンツを制作。
ゲームの世界観や魅力を伝える記事をオウンドメディアに掲載していく。
稼働時間 | 月約50時間 |
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単価 | 15万円/月〜 |
条件 | ・ライティング経験 ・コンテンツの企画 など |
Facebookをメインとした広告業務の案件例
日用品などを取り扱うECサイトの認知度アップに向けて、公式facebookの運用を担当。
広告の企画を考えながら、外部のクリエイティブチームと制作に関する打ち合わせも行う。
稼働時間 | 月約20〜25時間 |
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単価 | 12万円/月〜 |
条件 | ・Web広告の企画経験 など |
クリエイティブ系の副業案件の時給相場
クリエイティブ系の時給相場は1,860円となります。
短期間で納品するような、作業的な業務は時給が低い傾向にあります。しかし、クリエイティブの経験・知識をいかして、企画などの上流から関わることができる人であれば、時給の高い案件に入ることが可能です。
副業する際の注意点
情報の扱いに注意する
どんなクリエイティブのポジションであっても、企業から提供された商品・サービスなどの機密情報の取り扱いには十分注意しましょう。
たとえば、紙で資料を渡された場合は、案件が終了した段階でクライアントに返却するのか、責任を持ってシュレッダーを使って処分するのか対応を明確にしておきましょう。
自社の副業規定を確認する
「副業をするためには事前に申請が必要」、「競業企業での副業が禁止」といったルールが副業規定には書かれています。確認をしないまま副業を始めてしまうと、思わぬトラブルのもととなります。副業規定は必ず確認するようにしましょう。
確定申告しなくてはいけない場合がある
副業による年間の収入が20万円を超える場合は、確定申告を行う必要があります。
確定申告には、青色申告と白色申告があります。青色申告には特別控除などがありますが、必要書類が多く申請が煩雑です。白色申告は必要書類が少なく、申請が簡単ですが特別控除がありません。自分に合った方法はどちらか、副業で収入が増える方は検討しておきましょう。
本業に支障が出ないようにする
クリエイティブに関わるポジションは業務量が多く、労働時間が長くなりがちです。それに加えて副業で業務が増えてしまうと、健康を害してしまう危険があります。本業と副業のバランスが取れるように、スケジュール管理には気を配るようにしましょう。
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