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副業ノウハウ

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ファイナンシャルプランナーの副業とは?時給相場や案件例まとめ

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FPとも呼ばれ、お金の専門家としてさまざまな相談にのり、最適な方法をアドバイスするファイナンシャルプランナーは年金問題や老後2000万円問題などにより、そのニーズが高まっています。

今回は、ファイナンシャルプランナーの資格を活かしてできる副業の種類や副業を始める際の注意点を、具体的な案件例と時給相場を踏まえて詳しく紹介していきます。

ファイナンシャルプランナーは副業できる?

資産設計や保険の見直しなどお金に関する悩みを抱える方の相談に、専門家としての知識をフルに活かしたアドバイスでサポートするファイナンシャルプランナー。

資格はなくてもファイナンシャルプランナーを名乗って活動できますが、この資格があればお金についての高度な知識がつき、利用者から選ばれやすいため、副業の際も幅広く活躍することが可能です。

ファイナンシャルプランナーの資格は、一般社団法人金融財政事情研究会が実施する国家試験(※1)か、NPO法人日本FP協会が主催している民間試験(※2)を受験して合格すれば取得できます。

国家試験と民間試験で取得できるFPの資格には、以下の種類があります。

民間資格であるCFPは海外でも金融のプロとして認められ、難易度も国家資格の1級ファイナンシャル・プランニング技能士と同等に高いため、必ずしも国家資格が上ということはありません。

国家試験

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
学科試験の合格率がおよそ10数%と難易度は非常に高い

2級ファイナンシャル・プランニング技能士
学科・実技試験の合格率がいずれも平均50%程度と難易度が上がる

3級ファイナンシャル・プランニング技能士
学科・実技試験の合格率がいずれも平均80%以上と高い

民間試験

CFP(サーティファイド ファイナンシャルプランナー)
通算3年以上の実務経験必須。国家資格である1級ファイナンシャルプランナーとほぼ同等の難易度

AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャルプランナー)
2年以上の実務経験必須。2級ファイナンシャルプランナーとほぼ同等の難易度

※1出典:一般社団法人 金融財政事情研究会HP FP技能検定
※2出典:NPO法人日本FP協会HP FP技能検定とは

ファイナンシャルプランナーの副業の主な種類

ファイナンシャルプランナーの資格やスキルが活かせる副業にはどのようなものがあるでしょうか。以下に代表的なものを3種類紹介していきます。

FP相談

ファイナンシャルプランナーの副業として最も一般的といえるのが、お金に関するさまざまな悩みを持つ方に向けたFP相談といえるでしょう。

  • 貯蓄や投資信託などの金融資産運用
  • 年金に関するプランニング
  • 税金面での相談
  • 生命保険の見直し
  • 住宅の売買やローンについて
  • 相続対策

このような相談に対して、適切なサポートをしながら解決策を提案し、相談料を報酬として受け取ることができます。

執筆業

お金に関するWebコンテンツなどでの記事執筆もニーズが高いため、ファイナンシャルプランナーとしてのスキルがフルに活かせる副業といえます。

Webコンテンツだけでなく雑誌などへの投稿や、個人でブログを立ち上げてお金に関するさまざまな情報を発信していくこともおすすめです。

ブログであれば、ツテやファイナンシャルプランナーとしての豊富な実績が無くてもすぐ始めることが可能なうえに、サイトを立ち上げれば初期費用はほぼかからない点がメリットといえるでしょう。

まずWebライターやブログの執筆で実績を積み、世間の注目が集まるようになれば書籍出版も夢ではありません。

セミナー講師

不況や年金問題による老後への不安から、資産運用やライフプランニングのセミナーは非常に人気の高いものになっています。

セミナー講師は人脈も広く、人前に立って話すことやプレゼンが得意という方なら、非常におすすめの副業といえるでしょう。

ただし案件自体が少ないため、セミナー講師として活躍するにはファイナンシャルプランナーとしてある程度の実績が必要になります。

ファイナンシャルプランナーの副業案件の例

ファイナンシャルプランナーの資格やスキルが活かせる副業案件を「稼働時間」「単価」「条件」の具体例を踏まえながら、以下に3例紹介していきます。

有料のライフプラン相談

稼働時間 土、日/1日5時間程度
単価 時給3000~5000円程度
条件 ・ファイナンシャルプランナーとして国家・民間いずれかの資格を有していること

資産運用・保険に関するコラム執筆・監修

稼働時間 1ヶ月に1~2記事
単価 1コラム2~3万円
条件 ・完全オリジナルの記事であること
・金融か生命保険関連の実務経験があること

資産運用に関するセミナー講師

稼働時間 1セミナー2時間を1ヶ月に1~2回
単価 1回3~10万円
条件

・ファイナンシャルプランナーとしての実績があること
・1級ファイナンシャル・プランニング技能士かCFPの有資格者

ファイナンシャルプランナーの副業案件の時給相場

お金に関する知識を活かして収入が得られるファイナンシャルプランナーは、基本的には完全出来高制であるケースがほとんどです。

副業にした場合、時給に換算すると、その相場は以下のようにほかの仕事と比べて比較的高めの設定になっています。

  • FP相談/時給3000~5000円程度
  • セミナー講師/時給1万5000~5万円程度

ファイナンシャルプランナーが副業する際のメリット

ファイナンシャルプランナーを副業にした場合、どのような利点が得られるでしょうか。以下に代表的な2つのメリットを紹介します。

実生活に活かせる

私たちの暮らしに欠かせないお金。ファイナンシャルプランナーとして得た知識や経験はそのまま自分の生活にも活用することができます。

例えば将来のライフプランを立てる場合も「どの程度の費用が掛かり、どんな対策を立てればよいか」については、キャッシュフロー表やバランスシートなどを作成して客観的な判断ができるでしょう。

また資産運用や税金に関する知識があるため、自分の資産を増やしたいと思ったときにも適切な方法を選択できるため、実生活でも大いに役立ちます。

身近な人でも顧客にできる

ファイナンシャルプランナーを副業にする上で大切なのは、顧客をいかにして確保するかに掛かっています。お金の悩みはひとそれぞれです。

その悩みがある分、顧客につながる対象も多いといえるでしょう。

近年の不況や少子高齢化が進んだことにより、年金や老後にかかるお金に対して不安を持つ方も多くなっています。

身近な人がこのような悩みを抱えている場合、年金や保険制度の知識でこれらの不安を解消でき、的確な提案で支援できるのも、ファイナンシャルプランナーを副業にするメリットかもしれません。

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