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副業ノウハウ

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営業職の副業は何がある?種類や時給相場、注意点まとめ

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人生100年時代を迎え、長期的な視点でキャリアを考えなければならなくなっている現代。副業を検討している営業職の方も少なくないのではないでしょうか。収入アップを狙いながら、将来のキャリアプランにも役立つ副業は、ビジネスパーソンにとって、いま非常に魅力的な選択肢です。

そこで、今回は営業職におすすめの副業の種類やメリット、注意点を丁寧に解説。具体的な時給から探し方、案件例まで紹介しているので、実際に一歩踏み出そうという方もぜひ参考にしてください!

営業職は副業できる?

2019年から施行された働き方改革法により、副業・兼業が推進されている昨今。とくに、組織に与える影響や成果が大きい営業職は、副業ニーズが高まっています。

経営資源の限られているスタートアップや中小企業、新規事業部などでは、自社で十分な営業部隊を持つことができず、この人材不足を副業人材で補填しようと考えるケースが少なくありません。企業にとって、副業人材はマンパワーを補うだけでなく、新しい情報・ノウハウの導入や業務効率化、営業エリアの拡大にもつながる存在であり、大きなメリットを感じています。

一方、社員が副業で得た知見を、本業で活かすことに期待している企業も増えてきています。また、テレワークの急激な普及で営業スタイルが多様化していることも、副業で営業がやりやすくなっている一因といえるでしょう。勤務先の条件確認など、実際始めるにあたってはいくつか注意点があるものの、営業職が副業を持つことは、もはや特別なことでは無いのです。

営業職の副業の種類

インサイドセールス

最近注目の内勤型営業で組織強化に貢献

相手先を訪問せず、電話やメール、オンライン等で顧客へのセールスを行うインサイドセールス。企業によって業務の幅は多少異なるものの、従来の営業活動を細分化し、顧客への最初のアプローチから確度の高いアポイント獲得までを担うことが多いです。内勤で仕事ができるため、本業との両立がしやすい職種だといえるでしょう。

フィールドセールス

〜商談、クロージングまで営業活動の要を担う〜

インサイドセールスによって獲得された顧客に対し、商談や提案を行い、クロージング、契約まで持っていくのがフィールドセールスの役割。即戦力として期待されるポジションです。成果が組織の利益に直結するため、やりがいが大きく、営業本来のスキルを活かし、伸ばせる副業です。

営業戦略策定

〜知見・スキルを活かし、ブレーンとして活躍〜

その企業が扱う商材を、どのような顧客に、どう提案していくのか。戦略を考え、仕組みをつくっていく仕事。営業職として培ってきた知見やスキルが役立つ職種です。本業での実績を活かしつつ、本業にもその経験を活かせるといった相乗効果が期待できる副業といえるでしょう。また、マーケティングや経営の知見を得られる機会にもなるでしょう。

営業コンサルティング

〜営業のプロとして、助言や人材育成に携わる〜

企業の営業活動をさまざまな角度からサポートしていく営業コンサルタント。顧客の課題によって具体的な業務内容は異なりますが、営業のプロフェッショナルとして期待されるポジションです。営業力の底上げ、自社に不足しているノウハウの獲得、人材育成……さまざまな課題解決に取り組みます。営業職からのキャリアアップを考える方には、ぜひチャレンジしてほしい副業のひとつです。

新規開拓営業

〜蓄積してきた人脈と信頼を活かせるチャンス〜

手がける商品・サービスをもっと広めて顧客を増やしたい。立ち上げ期の企業や組織にとって、新規開拓営業は必要不可欠な仕事です。とはいえ、自社ではまだ余裕がなく、人材を確保できないという課題を持つ企業は、意外と少なくありません。今までに蓄積してきた人脈や経験を活かしながら、新しい商材を扱うことで、自身の提案力や交渉力アップも目指せる仕事です。

企画営業

〜自社にない柔軟や発想力や分析力に期待!〜

手がける商品・サービスを使い、クライアントの課題解決を提案する企画営業。単に、商材の良さを売り込むだけでなく、その商材を活用して実現できる施策やサービスなどを考え、時には運用サポートまで行うこともあります。副業人材を活用したい企業には、マンパワー不足の解消のみならず、自社にない発想や分析、提案力を期待しているところも少なくありません。あなたの実力を試せるチャンスです。

営業支援

〜営業活動のサポート役。実態は企業によりさまざま〜

営業力アップや業務効率化を目指して、営業職のサポートを行うのが営業支援です。とても幅広い意味で使われる職種で、その仕事内容は企業によってさまざま。顧客へのヒアリングやアポイント獲得など、営業に直接つながる業務から、見積書や報告書作成などの事務作業まで、必要な経験・スキルも大きく異なるため、始める前に業務内容や条件をよく確認しておくことが必要です。

営業の副業案件の例

リード獲得営業の案件例

コンサルティングを手掛けるスタートアップ企業での募集。仕事内容は、大手企業におけるリード獲得に関わる営業全般。原則リモート勤務で、月額10万円前後(経験・スキルにより相談)。大手企業向けコンサルティング営業の経験者歓迎。

新規開拓営業の案件例

BtoBサービス企業での新規開拓営業。既存の営業では思うような成果が出ておらず、新規取引先が増えないという課題に対し、経験・人脈を持つ副業人材を求めている。週1回勤務(応相談)。成果報酬型。

個人営業の案件例

住宅関連商材を扱う、週末限定の個人営業。抽出された訪問先に1日10~20件訪問し商談を行う。次回の訪問日を決定後、社員に引き継ぐ。業務委託契約で、1アポイントあたり1万5,000円、成約1件あたり売上15%の報酬。

営業職が副業するメリット

スキルが上がる

〜費用をかけずに得られる、実践的な学びと経験〜

本業とは異なる業態・業種で働くことによって、新しい学びや気づきが得られる副業。書籍やセミナー等、座学でのインプットとは違い、実際の仕事の中でトライアンドエラーを繰り返すことで、より実践的なスキルを身につけることができるでしょう。多少なりとも費用のかかる座学に比べ、初期投資なしでスキルアップを狙えるのも魅力です。

人脈が増える

〜新しい分野で人脈の広がりにも期待!〜

副業を通して接する顧客や仕事仲間。本業では関わることのなかった人々と出会うことで、多くの刺激が得られ、新たな人脈が形成できるでしょう。こうした横のつながりは、将来的に、本業はもちろん、転職や独立・開業にも活かすことができるかもしれません。ネットワークが広がることで、あなたのキャリアプランにより多くの選択肢が増えることでしょう。

収入が増える

〜ダブルインカムで、精神的な余裕も〜

副業をすることで総収入がアップすることは、当然大きなメリットです。本業での収入が減ったときのリスクヘッジにもなりえます。さらに、本業、副業いずれかの調子が悪い時でも、ダブルインカムがあることで精神的な余裕につながり、良い影響をもたらすこともあるでしょう。

営業職が副業する際の注意点

本業の副業規程を確認する

〜勤務先の規程をしっかり確認〜

働き方改革により、国も推進している副業ですが、まだまだ企業ごとに温度差はあるようです。まずは、勤務先の副業規程をしっかり確認し、必要な手続きを取ったうえで始めましょう。無断で始めてしまうと、発覚したときにペナルティを受けることもあるので、くれぐれも注意が必要です。

本業に支障が出ないようにする

〜あくまで本業がメイン。バランスを大切に〜

副業に力を入れすぎて、本業の時間が削られたり、体調を崩しては本末転倒。あくまで本業がメインであることを忘れず、バランスを考えながら副業に取り組むことが大切です。本業に良い影響をもたらすよう意識しながら取り組むことが、副業成功のポイントです。

本業との競合を避ける

〜本業と競合関係にならないよう注意〜

本業で築いた人脈や知識を活かして副業を始めることは、よくあると思いますが、本業との関係性には要注意です。本業と競業関係にある業界・業種での副業は、競業避止義務違反といって法的に認められないケースが少なくありません。副業を選ぶ際には、その点に十分注意して選択しましょう。

営業の副業案件の時給相場

では、副業でいったいどのくらい稼げるのでしょうか。求人情報・転職サイトdoda(デューダ)による「平均年収ランキング(165職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」(営業職)から算出すると、平均時給額は2,175円でした。

ただし、営業職の副業案件は、固定給や成果報酬型など料金設定がさまざまで、契約によってかなり幅が出てきます。そのため、上述の金額はあくまで目安ですが、たとえば本業の残業代などと比べてどうかなど、参考にしてみてください。

営業の副業案件の始め方・探し方

まずは実績を積む

〜実績を積むことで評価を高める〜

副業人材を求める企業は、即戦力やプロとしての手腕を期待しています。そのため、まずは営業としての実績を積んでから、副業をスタートさせる方が良いでしょう。あなたの営業スキルを示せる材料が増えれば増えるほど、評価が高まり、条件の良い案件を見つけやすくなります。

クラウドソーシングを活用する

〜クラウドソーシングに登録して案件検索〜

企業や個人が、インターネット上で、仕事を依頼するクラウドソーシング。副業を探すなら、クラウドソーシングに登録して、実際にどのような案件があるのか検索してみることから始めてはいかがでしょうか。副業市場が拡大しているいま、さまざまなサービスが提供されているので、自分の目的に合ったクラウドソーシングを見つけ、いろいろな案件を実際に見てみることが大切です。

知人やSNS経由で案件を探す

〜信頼できる友人・知人からの紹介で探す〜

手間や時間をかけたくはないけれど、インターネット上で簡単に仕事を決めるのは不安。という方には、友人や知人からの紹介で始めてみるのもおすすめです。書類上の情報だけでなく、あなたの人となりを知った人からの紹介であれば、企業カルチャーにも合う可能性が高まります。知人を通した求職情報を提供しているSNSもあるので、そうしたサービスを利用してみるのも良いでしょう。

副業マッチングサービスを活用する

〜自分に合ったマッチングサービスを活用〜

現在、副業人材を求める企業と、副業を探している個人を結びつけるマッチングサービスが急増しています。それぞれ特徴があるので、自分のニーズに合うサービスを探し、上手に活用することがポイントです。

副業マッチングサービス「lotsful(ロッツフル)」は、個人のスキルや希望を専任の担当者がヒアリングし、合った企業に繋いでくれるというサービスを提供。自分では気付かなかったスキルの活かし方も提案してくれるので、満足度の高い副業探しができるでしょう。

営業職におすすめの副業案件

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