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副業ノウハウ

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中国語力を活かす副業とは?時給相場や案件例、注意点まとめ

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中国にバックグラウンドがある人、中国への留学やワーキングホリデーを経験した人など、中国語の知識がある人であれば、中国語を活かして副業にチャレンジすることは十分に可能です。

この記事では、中国語力が活かせる副業の種類や時給の相場、注意点について詳しく解説します。実際の案件例も紹介しているので、最後までチェックしてみてくださいね。

中国語力を活かせる副業とは?

日本貿易推進機構(JETRO)が公表しているデータによると、2021年には、日本と中国の貿易総額が2011年ぶりに過去最高を更新しています(※1)。このデータからも日中の関係は深く、それだけ日本には中国に関わる仕事がなんらかの形で存在していることがわかります。

また、日本経済新聞の報道によると、2023年11月時点で、日本では新型コロナウイルス感染症拡大前の水準まで外国人観光客数が戻ってきており、中国人観光客も徐々に増えつつあります(※2)。こういったところからも、観光案内、通訳など中国語力を活かしながら観光に関わる仕事の需要も徐々に拡大していると言えるでしょう。

※1出典:JETRO『2021年の日中貿易、2011年以来10年ぶりに過去最高を更新』
※2出典:日本経済新聞『11月訪日客244万人、中国客回復鈍く 24年は最高見通し』

中国語を使った副業の種類

ここからは、中国語を活かせる副業の種類を6種類紹介します。

翻訳

中国語検定1級程度の上級レベルの中国語能力がある人は、翻訳の仕事に挑戦できるでしょう。翻訳のなかにも、中国語から日本語へ訳する中日翻訳と、日本語から中国語に翻訳する日中翻訳があります。

翻訳の対象はさまざまで、小説や雑誌などの出版物を翻訳する仕事のほか、ビジネス実務で要するプレゼンテーション資料や契約書の翻訳、あるいは映画やアニメなどの映像作品の翻訳もあります。比較的案件数が多くみられるのは、ビジネス実務での翻訳で、単発で受注できるため副業としても取り組みやすい仕事です。

通訳

通訳の仕事も上級レベルの中国語能力があれば可能です。話者が一定のまとまりで話し、通訳者がそこまでを通訳する逐次通訳と、話者の発言を聞きながら同じスピードで通訳する同時通訳があります。

国際会議やセミナー、海外企業への交渉やプレゼンテーション、あるいは観光案内、外国人向けの文化体験や医療機関など、通訳が求められる場面はさまざまです。通訳が必要な会議体は意外に多く、企業からの募集が多くみられるほか、観光業界でもニーズの大きい仕事といえるでしょう。

オンライン中国語講師

新型コロナウイルス感染症拡大以降は、オンラインで語学学習に励む人が増えてきました。オンラインで中国語を生徒に教える講師も、おすすめの副業の1つです。

オンラインで完結するため、ニーズがあれば土日や祝日、平日の本業後の夜間などスケジュールの融通が利きやすく、基本的には自宅にいながら授業ができ副業として取り組みやすいメリットがあります。ただし、最初のうちは集客が難しい側面もあるため、オンライン語学講師のプラットフォームに登録し、案件を取得しやすいように工夫すると良いでしょう。

メール・電話対応

中国の顧客や取引先とのメール・電話でのやり取りを代行する仕事も選択肢の一つです。中国語のメールを日本語に翻訳して転送したり、中国在住の顧客からの問い合わせ対応を中国語で代行したりする仕事です。

単発案件よりも、契約締結後に継続的に支援するパターンが多く、安定した収益獲得が狙えます。一方で、基本的には企業の稼働時間に合わせて対応が必要なケースも多いため、副業にしづらい側面があるのも事実です。

海外調査

中国市場に新たに進出したい、あるいは新製品・サービスを中国市場に展開したいといった企業のニーズに応えて、中国の市場調査を代行する仕事もあります。中国の政治・経済、社会情勢や文化、展開する商品・サービスの市場ニーズや現地の状況のほかにも、特有の法規制、税制や中国における競合他社など、さまざまな情報が必要です。

依頼内容によりますが、莫大なリサーチが必要になるケースもあります。副業にまとまった時間が充てられそうな人ならば挑戦できるかもしれません。

中文ライティング

高度な中国語能力を有する人であれば、中国語で記事を作成する中国語ライターとして活躍することも可能です。例えば、中国向けの観光系Webメディアにて、日本の文化や日本の飲食店を中国語の記事で紹介する仕事です。

中国語能力はもちろんですが、最後まで読んでもらうための工夫や構成の作り方まで考えながらライティングすることが求められます。そのため、日本語でのライティングにも強みを感じる人には特におすすめの副業です。

中国語を使った副業案件の例

ここからは、中国語を活かせる副業の案件事例を2件紹介します。

中国語ビジネス文書の翻訳

業務内容 中国語のビジネス文書を日本語に翻訳する
※Wordファイルで作業し、納品する
稼働時間 8時間稼働(8時間/月)
単価 5万円
条件 ・中国語翻訳経験者のみ応募可能
・柔軟な対応ができる人歓迎
・完全リモートワーク

中国人観光ツアーの予約代行・顧客対応

業務内容 訪日中国人観光客のツアー予約代行・顧客対応を行う
・予約の受付と各種連絡
・中国語ガイドのアサイン
・そのほか顧客サポート
稼働時間 1日4時間、週に2日稼働(32時間/月)
単価 時給2,000円〜
※経験や実績を考慮して最終決定
条件 ・中国語で顧客対応が可能な人のみ応募可能
・基本的なPCスキルがある人のみ応募可能
・完全リモートワーク

中国語を使った副業案件の時給相場

中国語を活かせる仕事のなかでも、時給や案件相場は業種によりさまざまです。

通訳の場合、半日拘束で2~3万円、1日拘束で5万円前後が相場です。ただ高度なスキルが必要な国際会議での通訳になると、この相場を大きく超えることもあります。

中国語での顧客対応代行や語学のオンライン講師では、時給2,000円からの案件が多くみられます。中国市場調査の相場は、業務内容やボリュームによりさまざまで、数万円~数百万円まで開きがあります。文献調査、法規制調査、現地の専門家へのヒアリングの有無により稼働時間も異なるため、案件を受託する前に対応範囲のすり合わせを綿密にすることが求められます。

中国語を使った副業の注意点

ここからは、中国語を活かせる副業に挑戦する際の注意点を2点見てみましょう。

自分のレベルに合った案件を選ぶ

中国語を活かした仕事をする場合、自分の語学力を客観的に考えて、レベルに合った副業に挑戦しましょう。国際会議など、専門用語の飛び交う通訳現場で自由自在に通訳ができるようになるには、中国語力だけでなく、通訳への慣れや練習が必要な部分もあります。

また、リーディング、ライティング、スピーキング、リスニングと、それぞれ得意分野、苦手分野はあるものです。得意な領域を武器にした副業に取り組むことができれば、やりがいを感じながらさらにスキルアップでき、成長を実感できるでしょう。

中国語力以外のスキルも必要

中国語力だけで完結する仕事は極めてまれです。中国語講師としてはたらく場合には、指導力や生徒とのコミュニケーション能力も求められるほか、中国市場調査では分析力や提案力も必要です。

ただし、今持っている経験や知識に中国語を組み合わせられれば、きっとあなただけの強みになるはずです。本業や自己啓発で、挑戦したい副業の分野の知見を蓄積しておきましょう。

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この記事では、中国語の副業の種類や時給相場、注意点、さらに実際の案件例について詳しく解説してきました。

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