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副業ノウハウ

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社会福祉士の副業とは?時給相場や案件例まとめ

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少子高齢化をはじめ、社会的弱者や経済的困窮者は急速に増加しています。そのような中、高度な専門知識を活かしてさまざまな人々を支援する福祉の担い手として、存在価値がますます高まっているのが社会福祉士です。

今回は社会福祉士の副業について、おすすめできる仕事の種類を、具体的な案件例や時給と共に、注意点も踏まえながら解説していきます。

社会福祉士は副業できる?

本業の勤務先が副業を認めていれば、何ら問題はありませんが、本業と同業種で副業をする場合は、利益相反につながる可能性があるため、必ず就業規則をチェックしておきましょう。

自己判断による無用なトラブルを防ぐためにも、必要に応じてあらかじめ上司へ相談・報告をしておけば安心です。

社会福祉士の副業の主な種類

社会福祉士へおすすめできる副業には、どのような種類があるでしょうか。以下に代表的な7つの仕事を紹介していきます。

執筆活動

文章を書くことが得意な方であれば、福祉制度に関する専門知識を活かして、Webコンテンツや雑誌などで福祉ライターや、介護ライターとして活躍する副業もおすすめです。

本人だけでなく、そのご家族など、他者に言いづらい悩みを抱えている方にとって、有益な記事の発信は希望に繋がるでしょう。

執筆した記事が注目を集めれば、書籍化をはじめ、社会福祉問題に関するコメンテーターとしてメディアへ出演できることも夢ではありません。

講師

社会福祉士の資格を得るために、大学や養成学校に通った経験のある方であれば、そのツテを利用して、講師の副業をするのもおすすめです。

常勤ではなく、自分が専門とする1科目だけ担当する非常勤講師であれば無理なく続けられるため、本業に支障をきたすこともないでしょう。

また、福祉関連の企業などではたらく社員のステップアップを目的とした、研修での講師という副業もあります。

成年後見

知的障害・精神障害・認知症などで、さまざまな契約や手続きといった業務を個人で実施することが困難な方を対象に、成年後見人としてサポートを行っていきます。

成年後見人になるには、社会福祉士の資格のほかに、以下のステップを踏む必要があります。

  • 日本社会福祉士会への正会員登録が済んでいること
  • 日本社会福祉士会主催の基礎研修Ⅰ~Ⅲを修了していること
  • 日本社会福祉士会の権利擁護センター「ぱあとなあ」(※1)で成年後見人等候補者名簿に登録していること

このうえで、家庭裁判所からの後見人指名を待たなければなりません。また責任も重い役割のため、高い倫理観も必要な仕事です。

ハードルも高い分、成年後見人の仕事は社会福祉士にとっては独占業務ともいえるため、スキルを活かせるだけでなく、大きなやりがいにも繋がります。

※出典1:公益社団法人日本社会福祉士会 権利擁護センター「ぱあとなあ」

各種委員会

社会福祉士会に所属している方であれば、介護認定の審査を行う「介護認定審査会」(※1)や、人々の生活と権利を擁護する「人権擁護委員」(※2)など、各種委員会での副業も可能です。

委員会での活動はニーズも非常にあり、社会貢献度が高いうえに、何より社会福祉士としてのキャリアデザインに大きく影響する副業といえます。

※出典1:厚生労働省HP 要介護認定はどのように行われるか
※出典2:法務省HP 人権擁護委員

ヘルパー

訪問介護のニーズが高まっている今、利用者の自宅に出向いて、食事や入浴、排せつなどの身体介護をはじめ、調理や買い物、掃除などの生活援助を行うヘルパーを副業にするのもよいでしょう。

限られた時間内で複数の利用者のケアを行う施設介護と異なり、マンツーマンで利用者とじっくり向き合うケアが実現できるため、利用者の自立をダイレクトに感じることができます。

また利用者だけでなく、支えるご家族からの感謝の言葉も聞けて、モチベーションにもつながる、非常にやりがいの大きい副業といえます。

デイサービス

高齢者や障がいのある方が、日中に入浴や食事、レクリエーションをはじめとしたサービスを受ける通所介護のデイサービス。

身体機能の維持・向上を目指した機能訓練や、他者との交流を通して社会的孤立感の解消、認知症予防を図るために、社会福祉士の存在は欠かせません。

利用契約の手続きや、ケアマネージャーとの連絡業務をはじめ、利用者や家族からの相談に乗るなど、知識や経験をフルに活かせる副業といえます。

グループホーム

認知症対応型共同生活介護施設と呼ばれ、認知症(要支援2以上)の高齢者を対象に、9人以下で共同生活を営む施設であるグループホーム。

認知症を抱える高齢者が、それぞれの能力に応じながら自立した生活を送れるよう支援していくことも、社会福祉士としての経験が有効に発揮できると副業といえるでしょう。

介護保険や介護計画、自立に向けた相談などに応じながら、行政や医療機関などとも連携して認知症高齢者の介護プランを作成していきます。

少人数の高齢者一人ひとりに寄り添った、きめ細かな介護対応ができるため、大きなやりがいにもつながる副業です。

社会福祉士の副業案件の例

社会福祉士にピッタリな副業案件について、「稼働時間」「単価」「条件」の具体例を踏まえながら、以下に2例紹介していきます。

社会福祉士の基礎研修講師

稼働時間 平日夜間・土日(30時間程度/月)
単価 時給2,000~4,000円程度
条件 ・研修講師の経験が豊富なこと
・相談支援従事者初任者研修を修了していれば尚可

地域福祉推進委員会での委員活動

稼働時間 土日祝のみ(25時間程度/月)
単価 時給1,300~2,500円程度
条件 ・日本社会福祉士会の正会員であること

社会福祉士の副業案件の時給相場

社会福祉士の副業はニーズもあるため、時給や単価に換算すると、その相場は以下のようにほかの仕事と比べて比較的高めの設定になっています。

社会福祉士のほかにも資格を所有している方であれば、より高報酬な案件に挑戦することができるでしょう。

  • 訪問介護/時給1,200~1,700円程度
  • 介護認定審査会委員/日給2万5,000~3万円程度

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今回は、社会福祉士の資格やスキルを活かせる副業を検討されている方に向けて、役立つさまざまな情報をお届けしました。

現代社会に強く求められ、存在価値の高いポジションである社会福祉士の知識や経験を副業で有効に利用すれば、収入だけでなく、社会へ貢献できるやりがいにも大きく繋がります。

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