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副業ノウハウ

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キッチンカーの開業・副業の方法とは?流れや注意点を解説

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将来的に飲食店を開業したいと思っていても、本業をすっぱり辞めて準備に踏み切るのはなかなか勇気が必要なことでしょう。そこでこの記事では、本業の傍ら副業でキッチンカーを始める方法にフォーカスし、そのメリットや開業までの流れ、注意点を詳しく解説します。

副業でキッチンカーを始めるメリットとは?

実店舗を構えるよりも、身軽に始められるといわれるキッチンカーでの移動販売。まずは、副業でキッチンカーでの飲食店経営を始めるメリットを紹介しましょう。

本業で開業する前に試験営業ができる

将来的に飲食店を開業したいと考えている人にとって、本業を辞めて開業準備をするのは心理的にも不安が大きいのではないでしょうか。キッチンカーは低コスト、比較的短期間での開業が叶うことから、本業の傍らキッチンカーでの開業準備を進め、休みの週末や祝日のみ副業として移動販売で試験営業ができるのが大きなメリットといえるでしょう。本業を続けながら、キッチンカーで飲食店経営を学び、軌道に乗ったタイミングで独立することもできます。

また、副業でキッチンカーを経営するうちに、ほかに実現したいことができたり、向いていないと感じたりすることもあるかもしれません。そのような時は、自分で運営しているからこそ、試験営業で試行錯誤を重ね、自分らしいスタイルを見つけ出しやすいのもメリットです。

他飲食店に比べて比較的少ない資金で開業が可能

店舗を構えて飲食店をオープンする方法と比較すると、キッチンカーでの開業は比較的低い初期コストで運営が始められるのもメリットです。

店舗型の飲食店の場合、物件取得費や改装費、設備費用プラス数ヶ月分の運転資金で1,000万円~1,500万円が必要だとされています。出店場所によっては賃料が毎月100万円以上かかることもあり、金銭面でハードルが高いのではないでしょうか。

一方キッチンカーは、キッチンカーの購入費に加え、駐車場代やガソリン代などを含めてもおよそ300万円から500万円程度で開業が可能です。さらにコストを抑えたい場合には、中古キッチンカーを50万円程度で購入することもできます。このように、初期コストや運転コストを考えるとキッチンカー事業は、参入ハードルが低いといえるでしょう。

キッチンカー開業までの流れ

ここからは、キッチンカーで飲食業を始める際の開業までの流れを紹介します。

資金計画を立てる

キッチンカーで飲食業を始める際、最初に検討しなければならないのが事業・収支計画です。売上予測をたて、広告・宣伝費や仕入れ費などの経費を差し引いた利益率予測、さらに初期投資の必要金額と回収にかかるまでの期間を押さえておきましょう。

その際に必要となるのが、資金計画です。事業に必要な資金をどこから調達し、どのように運用するかを検討します。開業までの準備期間、さらに開業後の数ヶ月間は、思うように利益の出ない時期があるかもしれません。それも加味して、手元に十分な自己資金がなければ借り入れや補助金・助成金の利用を検討しましょう。

メニューを考える

次に、キッチンカーで提供するメニューを検討しましょう。出店場所により異なるものの、キッチンカーでテイクアウトする多くの顧客の心理を推測すると、「短時間ですぐに持ち帰りたい」というニーズがほとんどです。

軌道に乗る前の段階では特に、凝ったメニューや調理工程の多いメニュー、さらに提供までに時間がかかるものではなく、提供しやすくてお客様も購入しやすい、持ち運びやすいものを採用すると良いでしょう。そこに自らの得意分野や一工夫を取り入れられれば、他店舗と差別化できたオリジナリティのあるキッチンカーになります。

車両の準備

続いて、キッチンカーの準備を行います。キッチンカーには、軽トラック、軽バン、普通車バン、1t~2tトラック、トレーラーなど複数の種類があります。取り扱うメニューによって必要な設備や調理器具が異なるため、設備がすべて積載できるキッチンスペースのある車種、かつ出店場所のニーズに合わせて選ばなければなりません。

多額の初期費用を必要としない、レンタルやリースの選択肢をチェックしてみても良いでしょう。とりわけ期間限定での営業を検討している場合には、レンタルが適しています。総合的に判断して適切な方法で車両を準備すると安心です。

営業許可の取得

キッチンカーで飲食業を開業する際に必要なのは、保健所で営業許可を取得することです。自動車内に設備を設けて、食品の調理・販売を移動して行う自動車営業を行う場合には、食品衛生法に基づき飲食店営業許可が求められます(※1)。

なお、飲食店営業許可申請は、開業地の最寄りの保健所ではなく、販売する地域を管理する保健所にて行わなければなりません。自治体により、飲食店営業許可の範囲が異なるため、許可の範囲を確認しておきましょう。

ちなみに大阪府でキッチンカー営業をしたい場合には、大阪府内のいずれかの自治体で飲食店営業許可を取得すれば、大阪府全域での営業が可能です(※2)。

※1 出典:厚生労働省『自動車営業の営業許可申請・届出に関する照会について』
※2 出典:大阪府『自動車及び露店による営業の取扱いについて』

食品衛生責任者資格の取得

飲食店営業許可を取得するために必要となるのが、食品衛生責任者の資格です。営業許可の対象となるすべての施設で、必ず一人は食品衛生責任者を配置しなければなりません(※1)。

資格は、各都道府県の食品衛生協会が開催している「食品衛生責任者養成講習会」を受講することで取得できます。1ヶ月に複数回開催されるケースが多いため、開業までに必要なステップとして早めに申し込んでおきましょう。

※1 出典:公益社団法人日本食品衛生協会『食品衛生にかかわる資格』

出店場所を決める

取り扱うメニューや店舗のコンセプトによって異なりますが、キッチンカー営業で大切なのが出店場所選びです。海辺に出店するのか、オフィス街で店舗を出すのかでは顧客層やニーズが異なります。自店で提供するメニューとの相性を念頭に、出店場所を検討しましょう。

イベント出店や普段からキッチンカーの営業スペースがあるエリアの場合は、事前申し込みが必要です。一方、新たに出店したいスペースを見つけた場合には、自ら出店交渉を行わなければなりません。出店料や出店に向けてのプロセスは場所により異なるため、確認しながら手続きを進めましょう。

仕入れ

ここまで準備ができれば、いよいよ食材や消耗品の仕入れを行います。お客様から信頼してもらうため、食材の品質は保ちながらも、仕入れコストを抑えることで利益が確実に出るように計算しましょう。長期的に取引をする場合には、安定的に仕入れられる取引先かどうかを見極めることも大切です。

また飲食業を展開する際に避けて通れないのがフードロス問題です。シーズンや曜日、時間帯によって売上予測を立てつつ、多くの食材を仕入れすぎないようバランスをとる必要があります。

キッチンカー副業の注意点

ここからは、キッチンカーで移動販売する際の注意点を見ていきましょう。

お金をかけすぎない

キッチンカーで飲食業を開業するにあたり、最も大きなお金が動くのがキッチンカーの購入でしょう。特に、新車キッチンカーの購入を決断した場合には、一から自分の理想のキッチンカーをつくり上げなければなりません。製作の際には、複数の業者から相見積もりをとるなど、慎重に動きましょう。

個性的で奇抜なデザインをつくるために製作費がかかっても、出店場所やメニューなどほかの要因で思うように利益が上がらなければ本末転倒です。最初の段階では、初期費用の回収に時間がかかる選択をせず、現実的な費用感でしっかりと利益がとれる機能性の高いキッチンカーを製作するのが理想です。

メニューや出店場所を戦略的に考える

準備段階では、誰もが親しみやすいながらも個性的なポイントで差別化できるメニューを考案すると同時に、そのメニューに合った出店場所を戦略的に考える必要があります。

最初のうちは、なかなか出店場所が見つけられない時期もあるかもしれません。情報を得るために、普段からインターネットやタウン誌などをチェックしておくと同時に、同業者同士のつながりを増やしておくのもおすすめです。良い出店場所をアドバイスしてもらえたり、イベントを紹介してもらえたりするチャンスもあるでしょう。

撤退の可能性も視野に入れておく

開業時に念入りに資金計画を立てたとしても、基本的に野外での営業になるキッチンカー運営では、自然災害や天候が売上に打撃を与えることもあります。

初期費用が少ないからこそ、撤退費用も少ないのもキッチンカーでの飲食店開業のメリットといえます。3ヶ月から半年間状況が変わらない場合には、撤退を検討する勇気を持つことも大切です。

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この記事では、本業の傍ら副業でキッチンカー営業をするメリットや開業までの流れ、注意点を詳しく解説してきました。

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