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副業ノウハウ

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Rubyエンジニアの副業とは?時給相場や案件例、注意点まとめ

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Rubyとは、アプリケーションやソフトウェアを作成するためのプログラミング言語の一つです。本業で携わっていたり、業務経験があったりする人のなかには、Rubyエンジニアの副業を検討する人がいるかもしれません。

この記事では、Rubyエンジニアの副業の種類、メリットと注意点を詳しく解説します。具体的な案件例や時給の相場も紹介するので、最後までチェックしてくださいね。

Rubyエンジニアは副業できる?

プログラミング言語には、HTML、CSS、PHP、PythonやJavaScriptなどさまざまな言語があり、学習難易度やできることはさまざまです。なかでもRubyは、1993年にまつもとゆきひろ氏に開発された、Web開発に使用されるプログラミング言語です。世界でみると2023年時点で最もよく使われているプログラミング言語の第15位(※1)に位置し、旅行支援サービスやeコマース企業などさまざまなWebサービスに採用されています。

Rubyは、コードがシンプルで開発スピードが速く、スタートアップやベンチャー企業を中心に現在も積極的に採用される言語です。そのため今後も一定のニーズが継続することが予想されます。また、日本で開発された言語であるため、日本語での情報を集めやすいというメリットも挙げられるでしょう。このようにRubyエンジニアの需要は比較的高く、経験者の活躍の場は多岐にわたります。

一方、2015年時点で世界第5位(※2)のプログラミング言語だったRubyは、徐々に順位を下げている事実もあります。属人化され、管理しにくい側面があり、かつ汎用性が高いことから、他言語に置き換えやすいのが原因とされています。そのため、ほかのプログラミング言語やWebデザイン、プロジェクトマネージャーなど、別のスキルや知識をダブルで身につけておけば、将来的にさらなるキャリアの可能性が広がる職種ともいえるでしょう。

※1・2出典:GitHub Blog ”Octoverse: The state of open source and rise of AI in 2023”

Rubyエンジニアの副業の主な種類

ここからは、Rubyエンジニアの副業を3つ見てみましょう。

WEBアプリ開発

Rubyが最も得意とされるのはWebアプリケーションの開発です。そもそも、Rubyでつくられた「Ruby on Rails」は、Webアプリの開発を行う際に必要な機能や骨組みをまとめたフレームワークであり、アプリ開発に必要な機能が豊富に備わっています。

他言語と比べるとコードがシンプルで、短期間でアプリを開発できるため、すぐにビジネスを開始したいという要望のある企業から依頼があるケースがあります。なお、Rubyのアプリ開発では、サーバーやデータベースなどバックエンドの開発が主な業務です。なかには、HTMLやJavaScriptなどフロントエンドサイドのスキルが求められる案件もあるので、その知識もあれば獲得できる案件の幅が広がります。

システム開発

Rubyは、給与計算システムや勤怠管理システムなど、さまざまな社内システム開発にもしばしば使用されています。社内システムの構築には、安全性の高いコーディングやシステム設計のスキルが求められます。

複数の分野を横断する大規模な業務システムの開発案件となると、ディレクターやエンジニア複数人が関わるものもあります。Rubyの知識以外に、クライアントの意向を丁寧にヒアリングし、チームのメンバーと頻繁にコミュニケーションをとる柔軟性も必要です。

ゲーム開発

Rubyの基礎知識があれば、一部ゲームの開発が可能です。Rubyには、ゲームを簡単に開発するためのライブラリ「DXRuby」「DXOpal」などが備わっています。特に、高速な処理を必要としない、2Dゲームやブラウザゲームを得意としています。

ゲームを趣味とする人にとって、本業の傍ら新しいゲームの開発に携わる仕事ができれば、楽しみながらもやりがいが感じられるのではないでしょうか。

Rubyエンジニアの副業案件の例

具体的にRubyエンジニアの副業案件には、どのようなものがあるのでしょうか。ここからは、Rubyエンジニアの案件事例を2つ見てみましょう。

プロダクトのバックエンド開発

業務内容 プロダクトのバックエンド開発に携わる
・バグ・エラーの修正
・既存プロダクトの新機能の設計・開発
・新サービスの設計・開発
・社内システムの立案・設計・開発
・適宜ミーティングに参加
稼働時間 1週間に15時間稼働(60時間/月)
単価 時給3,000〜4,000円
※経験やスキルを考慮して最終決定
条件 ・【必須】Ruby on Railsの開発経験が2年程度ある人
・フルリモート勤務可

スマホゲームの開発

業務内容 スマートフォン用ゲームの開発に携わる
・スマホゲームの開発・リリース
・リリース後に発覚したバグ・エラーの修正
稼働時間 1週間に15時間稼働(60時間/月)
単価 時給2,400円
条件 ・【必須】開発エンジニア経験がある人
・フルリモート応相談

Rubyエンジニアの副業案件の時給相場

Rubyエンジニアの副業案件は、実績がない場合、3万円~30万円程度のものが多く見られます。一方で、経験者限定で募集されている案件もあり、その場合は、30万円~80万円前後の報酬が設定されていることもあります。

Rubyは専門知識であり、ほかジャンルの副業案件と比較すると報酬は高く設定されていることが多いですが、経験や実績が重視される傾向があります。副業を始めたばかりの段階では、「まずは実績づくり」と割り切って、案件受注を目指すと心が楽になるかもしれません。

Rubyエンジニアが副業するメリット

ここからは、本業でRubyエンジニアとしてはたらく人が副業を始めるメリットを2つ紹介します。

実績を増やせる

Rubyエンジニアとしてキャリアを歩んできた人にとって、休日やスキマ時間にすでに持つ知識やスキルを活かした副業案件が受注できれば、実績の幅が広がるでしょう。実績ができれば、副業単価も徐々に上がり、転職を希望する場合には、本業以上の実績をアピールできる可能性もあります。

スキルを高められる

Ruby以外のプログラミング言語やWebデザインの知識・経験が身に付けば、自身で受注できる案件の幅が広がり、スキルアップにつながるのも大きなメリットです。これまで経験したことのない分野や、直接的に本業と関連しない業務にチャレンジすることで、思わぬ形で本業に活かせたり、将来的なキャリアアップにつながる可能性もあるでしょう。

Rubyエンジニアが副業する際の注意点

逆に、Rubyエンジニアが副業を始める際の注意点を2つ紹介します。

時間と体調の管理

Rubyを含め、プログラミング関連の副業案件の多くは、単発での作業よりも中長期的に関わるものが多い傾向にあります。そのため案件を受注すると、少なくとも一定の期間は休日やプライベートの時間が確保しづらくなるため、注意しましょう。

無理に副業案件を受注し、睡眠不足で本業に支障をきたしては本末転倒です。過労にならないよう、趣味を楽しむ時間を意識して確保するなど、スケジュール管理には気をつけましょう。

確定申告が必要な場合がある

勤めている会社で許可を得て副業をする場合でも、年に20万円以上の事業所得が出た場合には、本業と別に確定申告が必要です(※1)。所得があった年の翌年2月16日から3月15日までの間に、適切なステップを踏んで確定申告しましょう。

確定申告についてさらに知りたい人は、こちらの記事もご覧ください。
関連記事副業で確定申告は必要?基本からわかりやすく解説

※1出典:国税庁『確定申告が必要な方』

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この記事では、Rubyエンジニアの副業の種類、メリットと注意点を詳しく解説し、具体的な案件例や時給相場も紹介しました。Webエンジニアの副業は、出社せずともフルリモートで作業できる案件が複数あります。

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