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副業ノウハウ

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PHPエンジニアの副業とは?時給相場や案件例まとめ

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WEBサイトやWEBアプリなど、WEB開発に特化したプログラミング言語として知られるPHP。PHPを使える方なら、WEB業界での活躍が本業だけでなく副業でも大いに期待できるでしょう。

今回はPHPエンジニアの副業に挑戦したい方へ向けて、メリットや注意点をはじめ、「必要なスキル」「おすすめの案件例」「時給額」などを交えながら詳しく紹介していきます。

PHPエンジニアは副業できる?

多くのWEBサービスや業務システムに用いられるPHP。汎用性が高いうえに業界全体でエンジニアが不足しているため、副業市場においてもニーズがあり、案件も豊富です。

何より本業の延長線上で、PHPエンジニアとして培ったスキルをダイレクトに活かしやすい点がメリットといえるでしょう。

ただし副業の場合、本業と競合関係にある企業の仕事は、技術やノウハウなどの流出防止の観点からNGとされるケースがほとんどです。

また、本業の勤め先で使用しているソフトウェアなどを副業で私的に使った場合は罰せられる可能性があるため、絶対にやめましょう。

PHPエンジニアの副業の主な種類

副業市場でもニーズの高いPHPエンジニアの副業として、おすすめできる代表的な4種類を以下に紹介していきます。

WEB開発

PHPエンジニアにとって、一番本領を発揮しやすいWEB開発の副業。例えばECサイトなら、受注管理や在庫管理、顧客管理など、データベースとの連携が必要な部分の開発が可能です。

また、商品の検索システムや関連商品の表示、店舗予約システムなどのサービス開発といった副業も対応できるでしょう。

案件も多く、スキルや経験値が高ければ単価の高い仕事も受けることができるため、おすすめです。

システム開発

請求書や見積書・納品書などの各定型書類の作成アプリケーションのほか、在庫管理システムや経理システムなど、企業内で使用される業務システム開発が代表的です。

システム開発の副業は、企業によって開発するシステムが異なるため、新たな事業に参加できる点でやりがいも感じられるでしょう。

あなたが開発したシステムが、いずれ世界的に有名なサービスになる可能性もゼロではありません。

アプリケーション開発

人気のグルメやレシピ、世界的なECサイトなどパソコンやスマホからアイコンをクリックすれば、情報やサービス・商品などが得られ、今や私たちの生活になくてはならない存在のアプリケーション。

これらアプリケーションの開発は、IT企業や大企業が行っている場合がほとんどですが、個人で開発して売り出すことも可能です。

ゲーム開発

WEBに特化したイメージが強いPHPですが、人気のバトルゲームやソーシャルゲームなどのゲーム開発にも使われています。

WEBやシステム開発の経験が豊富ではない方でも、ゲームに興味のある方であればおすすめできる副業です。

PHPを使ったゲーム開発の経験があると、今後WEBサイト・アプリの開発に応用できる可能性があるため、実績・スキルアップの両面で役立つでしょう。

PHPエンジニアの副業案件の例

PHPエンジニアの副業案件について、「稼働時間」「単価」「条件」の具体例を踏まえながら、以下に2例紹介していきます。

WordPressの有料テーマ販売

稼働時間 平日夜間・土日祝のみ(40時間程度/月)
単価 時給1,500~2,000円程度
条件 ・WordPressのバージョンアップに都度対応できること

ECサイトの改修

稼働時間 平日夜間・土日祝のみ(30時間程度/月)
単価 時給3,000~5,000円程度
条件

・WEBサービスの開発経験があること
・HTML・CSS・JavaScript・PHPのスキルがあり、フレームワークが自作できること

PHPエンジニアの副業案件の時給相場

ニーズがあるうえにスキルを必要とする分、PHPエンジニアの副業は時給や単価に換算すると、ほかの仕事と比べて高めなのが特徴です。

  • WEB開発案件:時給2,000~3,000円程度
  • 大規模サイトのPM(プロダクトマネージャー):月単価20万~100万円

PHPエンジニアの副業に必要なスキル・知見の例

副業でPHPエンジニアとして活躍するには、どのようなスキルや知見が必要でしょうか。最低限身に付けておきたいものとして、以下の5つの能力が挙げられます。

フロントエンド

フロントエンドの開発言語であるHTML・CSS・JavaScriptのスキルがある方なら、WEBサービスのほとんどの工程を1人で対応できるため、副業としても選択肢がかなり増えていくでしょう。

PHPだけでなく、さまざまな開発言語を身に付けておけば、エンジニアとして請けられる案件の幅は当然広がっていきます。

実際にPHPよりも簡単な言語も多く、エンジニアとしての素養がある方なら習得も容易なため、おすすめです。

フレームワーク

高度な処理を少ない言語で処理できるフレームワーク。WEBアプリの開発を効率化できるため、フレームワークのスキルはPHPエンジニアには欠かせません。

PHPのフレームワークの中でよく使用されているのがLaravel(※1)やCakePHP(※2)で、特にLaravelは世界でもトップレベルのシェアを誇っています。

Laravellのスキルがあれば、ToDoリストやタスク管理アプリケーションをはじめ、ブラウザで動作する大半のシステムが開発可能になるため、習得しておくとよいでしょう。

※出典1:IT用語辞典 e-Words Laravelとは
※出典2:IT用語辞典 e-Words CakePHPとは

WEB制作

一からサイトを作るだけでなく、既存のWEBサイトの更新やリニューアルをするWEB制作。PHPエンジニアのスキルがあれば副業においても、コーダーとも呼ばれるフロントエンジニアとしての活躍が可能です。

HTMLやCSS・JavaScriptなどのマークアップ言語やプログラミング言語も用いながらソースコードを書き、WEBブラウザに反映していきます。

より高いスキルや専門知識がある方なら、WEBサイトに必要不可欠なシステムやデータベースの構築を行うバックエンドエンジニアのお仕事もおすすめです。

WEBサイトの完成後も運用やメンテナンスに携わることがあり、高報酬が見込めます。まずフロントエンジニアとして実績を積んでから、チャレンジするのもよいでしょう。

WordPress

CMSの中でも高いシェアを占めるWordPress。WordPressのカスタマイズを依頼する顧客も多いため副業市場でも案件が豊富です。

WordPressのテーマを最初から作成するなど、WordPressの仕様や設定を理解しながらカスタマイズできるスキルを身に付けておきましょう。

PHPとのつながりで活用できるようになっておけば、案件の獲得に困らないうえに高単価かつ、継続的な仕事の受注にも繋がりやすくなります。

サーバー、環境の知識

PHPはサーバーサイドの開発に使用される言語のため、サーバーや環境に関する知識はPHPエンジニアにとって必須のスキルといえるでしょう。

サーバーの環境構築をする上で欠かせないLAMP環境(※1)。このLAMPとは、OSの「Linux」、WEBサーバーの「Apache」、データベースの「MySQL」、プログラミング言語・実行環境を示す「PHP(あるいはPerl、Python)」の頭文字を合わせた言葉です。

WEBアプリケーションを開発する環境として、とりわけ広く普及している上記4つに関する知識は、PHPエンジニアに欠かせないものといえるため、ぜひ習得しておくことをおすすめします。

※出典1:IT用語辞典 e-Words LAMPとは

PHPエンジニアが副業する際の注意点

PHPエンジニアとして副業をする際には、あらかじめ以下2つの注意点を心得たうえで始めれば安心といえるでしょう。

自社の規定を確認する

副業を始めるうえで何より必要なのは、本業の勤務先が副業を認めているかどうか確認しておくことです。

就業規則で副業自体はOKとされていても、勤務先とライバル関係にある同業他社などの副業はNGであるケースは珍しくありません。

事前に必ず就業規則をチェックして、記載がない場合でも疑問点があったらそのままにせず、上司や人事などの関係部署にきちんと確認を取っておけば、不要なトラブルも回避できます。

確定申告が必要な場合がある

副業を始めて、ある程度の収入を得たら確定申告(※1)に関しても気に留める必要があります。まず以下「1」に該当する方は、「2」の期間内に所轄の税務署へ申告を行わなければなりません。

  1. 副業で得た年間の所得/20万円(所得から必要経費(※2)を除いた額)を超えた場合
  2. 申告する期間/副業した翌年の2月16日~3月15日

確定申告の必要があるにも関わらず申告を怠ったり、期限に間に合わなかったりすると、「無申告加算税」や「延滞税」などのペナルティ(※3)を受ける場合もあるので注意しましょう。

また、確定申告時には住民税(※4)に関する事項を記入する必要があり、自分で納付する「普通徴収」(※5)か給与から天引きされる「特別徴収」(※6)の選択が可能です。

副業は本業の勤務先の許可を得ていることが前提ですが、内緒にしている方は「特別徴収」を選択すると本業の勤務先にまとめて請求が行くため、副業がばれてしまう可能性があります。

後々面倒なことにならないよう、副業は必ず許可を得てから始め、確定申告が必要な所得を得たら、期日までに正しく申告しておくようにしましょう。

副業での確定申告に関するより詳細な情報を知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

関連記事副業で確定申告は必要?基本からわかりやすく解説

※出典1:国税庁HP 確定申告が必要な方
※出典2:国税庁HP やさしい必要経費の知識
※出典3:国税庁HP 確定申告を忘れたとき
※出典4:国税庁HP 住民税に関する事項を記入する
※出典5・6:総務省HP 個人住民税

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