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副業ノウハウ

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社労士の副業とは?時給相場や案件例、注意点まとめ

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企業からの依頼により、労働社会保険の手続代行や、労務管理などの相談・指導にあたる社会保険労務士(社労士)。

2019年から本格的に始動した働き方改革を追い風に、労務管理のエキスパートとして活躍の場がさらに広がったことで、各方面での需要も高まっています。

今回は、社労士としての資格が活かせる副業の種類や、副業を始める際の注意点を、具体的な案件例と時給の相場も踏まえて詳しく紹介していきます。

社労士がスキルを活かせる副業

社労士として活躍されている方はどのような副業ができるでしょうか。
スキルをフルに活かしつつ稼げる、代表的な3種類の副業を以下で紹介していきます。

HRライター

人的資源全般を指すHR(Human Resources)に関する記事の執筆は、労務管理のエキスパートである社労士にとって、まさにうってつけの副業といえるでしょう。

社会保険制度や労務管理の基礎など、社労士の資格や実務経験がある方ならではの専門性に富んだクオリティの高い記事を提供することが可能です。

また執筆は在宅でできるため、土日や平日夜間など、自分のペースに合わせて行える点でもメリットの大きい副業といえます。

セミナー講師

近年、働き方の多様化によって、就業規則や人事労務関連の法改正・労務トラブル予防など、企業にとってクリアしなければならない問題は山積みです。

労務コンプライアンスに対して問題意識はあるものの、具体的に何をしたらいいのか悩んでいる中小企業をターゲットにしたセミナーの講師も、社労士の副業におすすめといえるでしょう。

1セミナー2時間程度で数万円の講演料が見込めるほか、講師として実績を積んで知名度が上がれば、各メディアへの出演や書籍の出版なども夢ではありません。

HRコンサルタント

社会保険や労働法に関する知識を活かし、人事労務に特化したコンサルタントとしての副業もおすすめです。

コンサルタント業務は特別な資格が必要なく誰にでもできるとはいえ、やはり専門性の高い資格を持っているという強みは効果的といえるでしょう。

社労士だからこそできるという専門的な領域を伸ばすことや、短時間でも成果を出せる実力を養うことが必要ですが、その分リターンも大きい副業といえます。

社労士の副業案件の例

社労士としての資格や経験がある方にピッタリな副業案件について、「稼働時間」「単価」「条件」の具体例を踏まえながら、以下に2例紹介していきます。

社労士試験対策講座の講師

稼働時間 平日夜間・土日(30時間程度/月)
単価 時給4,500~1万円程度
条件 オリジナルのテキスト作成が可能なこと

社労士会主催の無料相談会における相談員

稼働時間 土日のみ(15時間程度/月)
単価 時給2,000~3,000円程度(日当2万円として)
条件 社労士会に登録済みかつ、社労士賠償責任保険に加入済みであること

社労士の副業案件の時給相場

副業市場においても非常にニーズがあるのが社労士といえるでしょう。専門的な知識が活かせるため、時給や単価に換算すると、その相場は以下のようにほかの仕事と比べて比較的高めの設定になっています。

  • 記事執筆/1記事(3,000文字)4,000~1万5,000円程度
  • 労務問題などのオンライン相談/時給2500~3,000円程度

社労士が副業する際の注意点

社労士として活躍しながら副業をする場合、以下の2点に関しては特に注意するようにしましょう。

社労士会への登録が必要

社労士として副業をする場合には、社労士会への登録を行って、年間会費を支払わなければなりません。

年間会費は都道府県により若干の差はありますが、東京都の社労士会(※1)を例に挙げると、開業会員であれば下記の通り初期費用だけでも20万6,000円掛かります。

登録免許税 3万円
登録手数料 3万円
入会金 5万円(開業会員)/ 3万円(勤務等会員)
年間会費 9万6,000円(開業会員)/ 4万2,000円(勤務等会員)

登録後も年間費用は発生していくので、副業のために社労士の登録をするのであれば、その費用をカバーできるレベルの副業でないと、収入UPにはつながらないでしょう。

※出典1:東京都社会保険労務士会HP 登録・入会について

土日だけでは難しい場合がある

社労士の副業を土日メインで行う場合、社会保険や労働関係書類の作成・提出代行、帳簿書類の作成事務(1号業務・2号業務)は、肝心の役所がお休みのため、対応できなくなります。

このため、平日に稼働できる社労士に仕事が流れてしまうのは当然といえるでしょう。効率よく稼ぎたいのであれば、コンサルタント業務のように土日だけ稼働できる副業にシフトするのもおすすめです。

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