副業ノウハウ

「イラストレーターとして活躍の場を広げたい！」「デザイナー経験を活かして、イラストレーターの副業にチャレンジしたい」「イラスト作成で副業を探すとどんな案件があるんだろう？」

こんなふうに思っている方も多いことでしょう。
好きなイラストを副業にもできたら、これ以上のことはないですよね！

そこで本記事では、イラスト作成の副業の種類や案件例、時給の相場についてご紹介します。
イラスト作成を副業にするメリットや注意点についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

イラストレーターは副業できる？

既にイラストレーターやデザイナーとして活躍している方も副業することが可能です。イラスト作成の仕事は、人それぞれのセンスが出やすく、オリジナリティが求められるので幅広くニーズがあります。

いくつか注意点はありますが、副業をすることでスキルアップや活躍の場を広げるきっかけにもつながります！

イラスト作成の副業の主な種類

イラスト作成の副業にはいくつか種類があります。主な種類を4つご紹介します。

ロゴ作成

主に、法人企業や飲食店・ブランド・団体などから依頼を受け、企業ロゴや新商品・サービスなどのロゴ作成を手掛けます。また、昨今の動画配信者やインフルエンサーの増加に伴い、法人・個人を問わずオーダーが増え、より需要が高まっている業務の一つです。

ロゴはブランドイメージにもつながる重要な部分を担うため、クライアントの要望やサービスイメージに合わせたカラーやフォントの選択、新たなシンボルマークを作成するなど、必要とされるスキルの幅が広い業務となります。

バナー作成

ネット上の限られたスペースに掲載するバナー作成の仕事もあります。バナー作成は、広告を出す企業が外部に委託したり、つてのあるイラストレーターに依頼したりします。

バナー広告の依頼は、1回で複数枚を納品することが多いため、依頼量に対する金額は高めの傾向です。

しかし、バナーにはもともと「のぼり」の意味もあるため、過激な広告になりやすい側面もあり納品物のリテイクが多くなります。何度もリテイクが繰り返されるようだと、リピート依頼の可能性は低くなります。

1回のクライアントとのコミュニケーションで、できるだけ多くのニーズを汲み取れるかが重要です。

挿絵作成

YouTubeなどの挿絵作成の仕事も存在します。サムネイルだけでなく、動画自体の挿絵など種類は多岐にわたります。

イラストレーターに特におすすめなのが人気VTuberのサムネイル作成です。イラストの認知度が高まるでしょう。

YouTubeで利用される挿絵の場合、1枚で1,000～2,000円など低単価なケースがほとんどです。人目に留まりやすいことから実績作りに向いており、副業としても取り掛かりやすいでしょう。

キャラクター作成

キャラクター作成もおすすめの副業案件のひとつです。ただし、ロゴやバナー、挿絵作成の延長線上にある作業と言えるので、ある程度デザインの経験を積んだイラストレーターが活躍する分野です。

人気VTuberなどのキャラクター作成を行えば、イラスト担当者は「ママ」「パパ」と呼ばれ、VTuberの人気が上がるにつれイラストレーターの認知度も高まります。

認知度が上がることで、仕事もどんどん舞い込むようになります！

イラスト作成の副業案件の例

イラスト作成の副業案件の例を3つご紹介します。

出版社のロゴ作成

SNS広告バナーの作成

YouTube漫画動画のイラスト作成

イラスト作成の副業案件の時給相場

イラスト作成の副業案件の時給相場は、1,000～1,500円程度です。
もちろん実績を積んでいけば時給が上がる可能性もありますが、スタート時期はこのくらいだと考えておきましょう。

イラスト作成の副業案件の多くは、値段交渉を自分で行うタイプのものとコンペタイプのものに分かれます。自分で交渉できるものは、実力とモチベーションを考えながら値段設定しましょう。

コンペは当選しなければ無償ですが、当選すればおおよそ3万円以上をもらえることが多いので、タイミングをみて挑戦するのもおすすめです。

イラストレーターが副業するメリット

イラストレーターが副業することで、実績を増やせる・スキルを高められるといったメリットがあります。以下で詳しく解説します。

実績を増やせる

副業で実績を増やすことにより、多種多様なイラスト作成に携われるようになります。

実績が増えれば、自分の名前も売れ、営業しなくても仕事が舞い込むようになり、営業に時間を割く必要がなくなるでしょう。

スキルを高められる

仕事として描くことで、修正や指示をもらうことが増え、相手のニーズに沿ったイラストの描き方を学べます。客観的な意見がもらえるので、自分では気づいていなかった部分を知ることができ、技術の向上に繋がるのです。

イラストレーターが副業する際の注意点

イラストレーターが副業する際には、いくつか注意点があります。
以下で解説するので参考にしてください。

著作権に注意

著作権には十分に注意しましょう。
著作権を侵害してしまうと、イラストレーターの仕事はできなくなるのはもちろん、関わる全てのクライアントに被害が出ます。

特に注意が必要なのは「トレース」です。トレース自体は、イラストの技術向上のために有効で問題はありませんが、それを自分の作品として世に出してしまうのはいけません。

過去には、有名アーティストの仕事を請け負っていたイラストレーターが、他者の写真やイラストをなぞり批判が殺到。デザインに携わったグッズや商品の販売が中止になるということもありました。

著作権には十分配慮しながらイラストを作成しましょう。

確定申告が必要な場合がある

副業を始める際は確定申告が必要になる場合もあるので、注意が必要です。

副業で20万円以上の収入があった場合は、所得税と住民税を支払わなくてはなりません。
また、20万円未満であっても住民税の申告のために確定申告が必要です。

申告忘れは脱税にあたりますので、収入が発生するたびに記録しておくと良いでしょう。

副業探しならlotsfulがおすすめ

本記事では、イラスト作成の副業について解説しました。

一口にイラスト作成と言っても、その内容は多岐にわたります。さまざまな分野に挑戦して、自分の得意分野を見つけていくのもいいですね！

副業を始めてみたいけれど、何から手を付けたらいいのだろう…とお考えの方もいるのではないでしょうか。そのような方におすすめなのがlotsfulというサービスです。

lotsfulでは、専任のタレントプランナーが案件をマッチングしてくれるので安心です。案件も豊富にあり、スキルアップに繋がるものも多数用意されています。

ぜひこの機会にlotsfulを利用して、副業を始めてみましょう！