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副業ノウハウ

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初心者必見!エンジニアの副業の始め方

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副業を視野に入れているエンジニアの方は多くいるのではないでしょうか。一方で、仕事の探し方などがわからないとケースも多いと想定されます。

そこで今回、副業のスタイルやメリット、注意点をはじめ、案件例、報酬(時給)などをお伝えします。あわせて、エンジニア未経験の方が副業を始める方法も紹介します。

エンジニアは副業ができる?

近年、副業人材を受け入れている、または受け入れ意向にある企業が増えています。

パーソル総合研究所の「副業に関する調査結果(企業編)」(2021年8月11日)によれば、調査対象の企業のうち、副業人材を受け入れている割合は23.9%に上りました。さらに受け入れる意向があるとする企業も23.9%となっています。このことから、多くの企業で副業人材の活用に積極的な様子がうかがえるでしょう。

また、どのような職種を受け入れているかを見ると、「ITエンジニア」が15.6%、「情報システム関連」が13.7%となっており、エンジニアに高いにニーズがあることがわかります。企業の中には、IT専門の部署がなくIT人材がいないケースも少なくありません。その一方で、ITの必要性は増しており、副業人材を受け入れることで課題解決を図ろうとしています。

もちろん、IT企業が通常の案件を補強する意味合いでの副業人材の受け入れなどもあります。エンジニアのスキルは応用がきくため、副業はとてもしやすいのです。

なお、国内でエンジニアは2030年に最大約79万人も不足するとの試算もあります。エンジニアの需要が今後もなくなることはまずないでしょう。それどころか、ますます需要が高まると予想され、活躍の場は広がっています。

エンジニアが副業を始める際に注意すべきこと

副業を始めるに際し、注意しておくべきことや事前に確認すべきことがいくつかあります。それぞれ見ていきましょう。

会社の副業規程を確認する

基本的なことですが、副業が容認されているかどうか、自社の就業規則などをしっかりと確認しましょう。副業解禁の流れになっているとはいえ、すべての企業が副業を容認しているわけではありません。また、副業OKでも競合他社では禁止などというケースもあります。中には、副業に関し細かく規定し罰則を設けている企業もありますので注意が必要です。なお、内緒にしてもバレないだろうと思っていても、住民税などの関係でバレてしまう可能性が多いということも覚えておいてください。

稼働時間を確保しておく

自分自身がどのくらい副業に割ける時間を確認します。本業を疎かにしては元も子もありませんので、本業に差し支えない程度で時間を確保するのが良いでしょう。平日の1~2時間を副業に当てたり、土日に集中して副業を行ったりすることも考えられます。ただし、副業に頑張りすぎて健康状態を損ねないように注意することも大事です。

稼働時間を確保する際には、副業の目的や目標もはっきりさせておくのが一つのコツと言えます。例えば、「○カ月で○円の収入を得る」「副業を通じ、○○のスキルを得る」などと定めておくと、概ねどのくらいの時間が必要になるかが見えてきます。また、目的や目標を明確にすることで、途中で挫折する可能性もぐっと低くなります。

開発環境を確保しておく

副業を行うからには、開発環境を自身で確保する必要があります。自分が使いやすいPCやミーティングツール、エディタなどをそろえておきましょう。PCは操作性やセキュリティ面を考慮して、十分なスペックのもの選ぶのが理想です。会社から支給されているものは、使用を避けるのが無難です。

ちなみに、人材大手のパーソルキャリアの調査によれば、90.1%のエンジニアが理想の開発ツールとして「Windows」と回答し、ビジネスチャットツールに関しては55.6%が「Microsoft Teams」と回答しました。ツール選びの参考にしてください。

エンジニアが副業するメリット

副業を始めるとどのようなメリットが享受できるでしょうか。本業では得られない副業ならではメリットもあります。以下にご紹介します。

スキルの成長に繋がる

副業を行うことで、スキルの幅を広げられます。異なる分野の業務に挑戦すれば、飛躍的にスキルの幅を広げることができますし、たとえ自身のスキルや経験の延長上の仕事だったとしても、自社で行うのと他社で行うのではまったく異なります。仕事の進め方やコミュニケーションの取り方が違うことも多々あり、これまで当たり前だと思っていたことが、実はまったく違っていたという発見につながることもあるでしょう。

エンジニアは本業と副業の業務内容が近く、親和性が高いので、相乗効果が生み出せます。副業で培った経験は本業にも活かせ、ステップアップにつなげられますし、さらに本業の経験が副業に活きる。こうした好循環のもと、副業を行うことができるのです。

また、副業ではこれまで出会えなかった人と出会うことにもなり、知見や人脈が広げられます。広がった知見や人脈をきっかけに起業や転職、独立という選択肢が視野に入ってくることもあるでしょう。実際に起業や転職、独立をする・しないは別にして、経験できなかったことを経験し、知らなかったことを知ることは、自分自身の成長に繋がります。

収入が増える

何と言っても、収入が増えるのが最大のメリットと言っていいでしょう。多くのエンジニアが「収入UP」を目指して副業を始めています。実際、副業のきっかけとして「さらなる収入の獲得」「現状の収入の不安」を挙げているエンジニアが半数以上に上るという調査結果もあります。

頑張れば頑張った分だけ収入として跳ね返ってくる点も副業の良さ。うまくいけば、自分の興味ある分野を手がけながら収入を増やせるということが実現できてしまいます。単価の高い案件なら週1回の稼働で、月収10万円以上を狙うことも十分に可能です。

実際にどれくらい稼げるかは、案件や稼働時間によって異なりますが、エンジニアリングスクール「RaiseTech」の調査(2021年)では、月収で「5万円未満(34.8%)」「5万~10万円未満(23.2%)」「10万~30万円未満(21.2%)」となっています。他方、パーソル総合研究所の調査(2019年)では、エンジニア以外の職種も含めた副業の平均月収は6.82万円、平均時給は1,652円となっており、10万円未満が全体の8割以上を占めます。このことから、エンジニアの収入はかなり良いことがうかがえます。

エンジニアの副業スタイル

実際に副業を手がける場合の働き方をご紹介します。

土日で副業する

月曜から金曜まで9:00~18:00で働いて別途残業もあるというエンジニアはやはり少なくないので、土日を活用して副業を行いたいと希望するエンジニアは多いです。特に、慣れないうちは想定以上に時間がかかってしまうケースもあるため、不測の事態に備えて時間に余裕のある土日に行うほうが安心感もあります。

平日の空き時間に副業する

本業の仕事が終わってから副業を行うというエンジニアも、もちろん多くいます。システム開発の場合はチーム制を取っているケースも多く、コミュニケーションの取りやすさから平日の案件は獲得しやすい傾向にあるようです。なお、ここ数年はリモートワークが普及したため、週に1回1~2時間で打ち合わせや成果報告を行い、実務はリモートで進めるというパターンが多くなっています。

副業エンジニア案件の例

副業として依頼される業務には、「データ分析」「DX支援」「WEBページ制作」「スマホアプリ開発」「ゲームなどの保守・運用」「テスト・デバッグ」「SEO対策」「スクール講師」などがあります。具体的な案件の例をいくつかピックアップして紹介します。

■プラットフォームのPC・スマホ向けフロント開発の案件例

  • JavaScript
  • 週3~でフルリモートOK
  • 時給4,000~4,500円
  • 要件定義、基本設計、詳細設計、実装、テスト、運用・保守までを担当

■SaaSのWebアプリ開発の案件例

  • Python
  • 週15時間程度(期間は6カ月)
  • 時給4,000~5,000円
  • オフィス訪問は不要でSlack・Zoom・notionなどを活用
  • 0→1の開発をクライアント企業のメンバーと共に進めます

■ブロックチェーン事業のインフラ改善の案件例

  • AWS
  • 週5~15時間、フルリモート
  • 時給3,000〜5,000円
  • CloudFormationを用いて構築したAWS基盤の修正を行います

副業エンジニアの時給相場

エンジニアの案件は高額なものが目立ちますが、経験や実績、保有スキルに大きく左右されます。プロダクト開発人材の複業転職プラットフォーム「Offers」によれば、経験の浅いエンジニアだと時給1,300円前後で、一定の経験を持つベテランなら3,500~5,000円。案件の難易度や緊急度の高さ、クライアントの経営状況などにも左右されるので、一概にこの額がもらえると考えるのは早計です。しかし、案件を受ける際の参考にはなるでしょう。

なお、参考までにエンジニアの平均年収は438万円で、時給に換算すると2190円。場合によっては、本業の稼ぎを超えることも考えられます。

副業エンジニアの仕事の始め方・探し方

エンジニアの副業の始め方はいくつかあります。以下に一般的な流れを解説します。

まずは実績を積む

エンジニアとして副業を始めるに当たり、本業で実績を積むのがもっとも確実で、オーソドックスな方法です。経験やスキルによって受けられる案件や単価も変わってきますので、駆け出しの段階で副業に手を出すのは判断の割れるところです。

どれだけ実績を積めば副業が始められるのか明確な基準はありませんが、本業をある程度の余裕を持ってこなせるようになることが一つの目安となるでしょう。副業に目が向くようになってきたということは、余裕が出てきたということでもあるので、そのタイミングで副業に踏み切るのも一つの手と言えます。

クラウドソーシングを活用する

案件の獲得にはクラウドソーシングの活用がおススメです。近年は非常に多くのクラウドソーシングが出ていますので、自身のスキルや希望に合うものがないか、実際に探してみるのが手っ取り早いでしょう。気に入ったものがあれば問い合わせも可能です。

知人やSNS経由で案件を探す

確実に案件があるかは不明ですが、知人やSNSを活用するのも有効です。まずは自分自身が副業を求めていることを明示し、対応可能な業務をSNSで公開することで、案件が依頼されたというケースは少なからずあります。知人からの紹介ですと安心感も得られるでしょう。副業を視野に入れたタイミングで、徐々にSNSを充実させてはいかがでしょうか。

副業マッチングサービスを活用する

クラウドソーシングと共に、多くの副業マッチングサービスも登場しています。副業マッチングサービスはエージェントが案件を紹介するので、案件探しの時間が省略できるメリットがあります。

未経験の初心者の場合

エンジニアの副業はエンジニアとしての一定の経験がないと始めにくいのは事実です。しかし、初心者向けにまったく案件がないというかとそうでもありません。エンジニアに興味を持ったら、副業を通じ、未経験から経験を積んでいくことも十分に可能なのです。

ただし、まったく何も知識やスキルがなくエンジニアの副業を行うのはやや無理があります。まずは独学やスクールへの通学でスキルを磨くことに専念しましょう。その上で、初心者向けの案件から手がけ、徐々にステップアップしていくのが理想です。

エンジニアスキルを副業に活かそう

お伝えしてきたように、エンジニアスキルは非常に価値が高く、ニーズもあります。副業を行うことで、知見が広がり、収入もアップします。本業にプラスになることも多く、場合によっては起業や独立の糧にもなります。自身の将来をより良いものにできますので、ぜひ積極的にエンジニアスキルを副業に活かしてください。

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