プロダクトマネージャーの副業とは?時給相場や案件例まとめ
さまざまな領域で必要とされている「プロダクトマネージャー」。本業におけるプロダクトに携わるだけでなく、副業を通じて広く自身の経験をいかしていきたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、副業案件に挑戦するプロダクトマネージャーが押さえておきたいポイントや副業するメリット、注意点、時給の相場、案件の探し方、具体的な案件例まで、副業を目指す方が気になる情報を紹介していきます。
プロダクトマネージャーは副業できる?
かつてメーカーや製造業において主流だったプロダクトマネージャーですが、近年ではソフトウェア領域でもニーズの高いポジションになっています。さまざまな産業において、ソフトウェア起点の発想が求められていますので、そうした領域における知見を持っている方は、市場価値の高い人材として活躍していくことができるでしょう。
一方、プロダクトマネージャーは、プロダクトに関わるさまざまな情報を得ながら業務を進めていきますので、当然社外秘の情報に接する機会も多くなります。そのため、副業において本業で知り得た情報を漏らさないといった、守秘義務を守る必要があります。ルールをしっかりと把握した上で、副業案件に関わっていくことが重要です。
プロダクトマネージャーの副業の主な種類
WEBサービス(サイト)開発
WEBサービスを開発するにあたり、プロダクトマネージャーが市場調査や戦略の策定、サービスの企画・開発に至るまで、あらゆるフェーズに関わっていきます。サービスのリリース後は、ユーザー情報を収集し、より良いサービスに改善。サービス内容からサイトデザイン、UI・UXまで検討し、PDCAを回していきます。
アプリ開発
アプリ開発においても、WEBサービスとミッションは変わりません。新たなアプリ開発に向けた市場調査を経て、リリース後はPDCAを回していきます。システム開発に関わるエンジニアやデザイナー、マーケター、営業など、プロジェクトに関わるあらゆる人と関わっていきます。ステークホルダーを巻き込みながら、業務を進めていく推進力が問われるポジションになります。
プロダクトのグロースハック
製品やサービスのライフサイクルがどんどん短くなっていく中で、スピード感を持ってより良いものをユーザーに届けていくためには、グロースハックが有効な手段となります。ユーザーやマーケット、さらにはマーケティング、プロダクトの戦略など、幅広い知識が必要となります。
プロダクトマネージャーの副業案件の例
「フード系自社サービスのプロダクトマネージャー」の案件例
スタートアップが展開するフード系デリバリーサービスのプロダクトマネージャーを担当。企画、エンジニア、デザイナーと関わりながら、サービスを改善していきます。
稼働時間 | 月約40時間〜 |
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単価 | 10万円/月〜 |
条件 | ・プロダクトマネージャー経験 ・開発メンバーとの折衝経験 など |
「製造現場向けDXのプロダクトマネージャー」の案件例
生産現場を対象にした、データ一元管理システムのプロダクトマネージャーをお任せします。開発全体のロードマップ策定や運用、管理など一連の業務を担当いただきます。
稼働時間 | 月約25〜30時間 |
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単価 | 12万円/月〜 |
条件 | ・プロダクトマネジメント経験 ・BtoB SaaS事業の業務経験 など |
「新規事業に関わるプロダクトマネージャー」の案件例
新規サービスのプロダクトマネージャーを募集します。事業企画・エンジニア・デザイナー・PM・マーケターと関わりながら、プロダクトの企画立案~実行までお任せします。
稼働時間 | 月約20〜30時間 |
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単価 | 10万円/月〜 |
条件 | ・プロダクトマネジメント経験 ・アプリディレクション経験 など |
プロダクトマネージャーの副業案件の時給相場
プロダクトマネージャーの時給相場は2,385円となります。
最近ではメーカーや製造業だけでなく、SaaSをはじめとしたテック系企業からもニーズが高まっています。IT系の知識がある方であれば、案件の幅も広がりますし、報酬単価を上げることが可能になります。
プロダクトマネージャーの副業に必要なスキルや知見
ディレクション能力
プロダクトマネージャーは、さまざまなポジションの人と関わっていくことが求められるポジションです。それぞれが力を発揮し、適切なアウトプットを出すために、的確なディレクションが重要になります。
コミュニケーション力
プロダクトを作り上げるためには、多くの人と関わる必要があります。企画部門からエンジニアなどの技術者、デザイナーなどのクリエイティブ領域の人材、営業など、考え方やカルチャーもちがうポジションの人たちと意志の疎通をはかっていくためには、高いコミュニケーション力が必要となります。
開発に関する知見
IT系の企業であれば、SaaSなどのプロダクトを検討していくことが多くあります。開発に関する知見を持っていれば、サービスに必要なシステム要件や開発の難易度など、細かい部分まで見通すことが可能になります。
マーケティングに関する知見
プロダクトの企画段階では、ユーザー情報やマーケットの流行などを検討しながらプロダクト開発を進めていきます。リリース後は、プロダクトをどのように周知していくのか、マーケットに受け入れられるための施策などを考えていきます。こうした場面において、マーケティングの知識が活用できます。
プロダクトマネージャーが副業するメリット
実績を増やせる
本業の場合、自社のプロダクトだけを担当することも珍しくありません。副業の場合は、大企業から中小企業、スタートアップ、ベンチャーまで、さまざまな領域、企業と関わるチャンスがあります。副業だからこそ、本業とはちがう実績を積めるようになります。
新しい人脈が増える
副業の場合、収入を得たり、経験を積んだりする他に、人脈が増えるのも大きなメリットです。今まで関わることのなかった業界の人と業務を通して知り合えたり、その業界ならではのコミュニティに参加することができたりなど、人とのつながりが増えていくでしょう。
プロダクトマネージャーが副業する際の注意点
本業との稼働のバランス
副業で注意するべきことの一つに、業務のバランスが挙げられます。本業が忙しく、副業に時間を割けないからといって、土日など休日も業務にあててしまうと、健康を損ねてしまうリスクがあります。本業も副業も無理のない範囲で、しっかりとスケジュール管理をしながら進めていく必要があります。
緊急対応時
本業とちがい、限られた時間の中で対応する副業だと、急な対応ができない場合があります。案件に入る前に、緊急対応は可能なのか、もし可能ならどの時間帯で行えるのか。逆に緊急対応が難しければ、副業先でそういった対応をする人材を確保してもらうように相談しましょう。
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