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副業ノウハウ

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バナー作成の副業とは?時給相場や案件例まとめ

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Web広告のマーケットが拡大するなか、週末や会社の長期休暇を利用した副業としてバナー作成の仕事を検討する方もいるのではないでしょうか。

本記事では、副業としてのバナー作成について、その種類や必要なスキル、仕事を探す前に知っておきたい注意点、時給相場を詳しく解説します。具体的な案件例も紹介するので、実際に応募する際の参考にしてくださいね。

バナー作成の副業はできる?

広告には、テレビCMや新聞などのマス広告のほか、屋外広告、同封・同梱広告などのSP広告、そしてSNS広告やリスティング広告、動画広告を含むWeb広告があります。特に、Web広告の市場規模は年々高まっており、電通が2023年に発表したニュースリリース「2022年 日本の広告費」(※1)によると、2022年のWeb広告費は3兆円を超え、2020年から2年間で8,600億円以上増加しています。

なかでもWeb広告におけるバナーは、Web上では店の看板のような存在。キャンペーン情報や特集を周知する目的でホームページやSNS、Web広告など多方面で使用されます。一般的には同一サイトのなかの別ページか、紹介したい別サイトへリンクされ、クリックすると画像に関連するページへと遷移できます。

このように認知拡大や集客の観点でバナーが果たす役割は大きく、最近は企業だけでなく個人からの依頼も増えていることから、バナー作成代行業務の副業ニーズは今後も高まっていくといえるでしょう。

※1出典:株式会社電通 ニュースリリース 2022年 日本の広告費

バナー作成の副業の主な種類

一口に「バナー」といっても掲載する媒体、サイズ、目的はさまざまです。ここでは、バナー作成の副業として代表的な4種類を紹介します。

広告バナー作成

広告バナーは、Webページに貼付される規定サイズの広告を意味します。
SNS広告や、Google広告やYahoo広告として出稿するためのバナーが代表的な例です。
新商品やサービス、季節限定のキャンペーンを打ち出したいなどのタイミングで画像作成のニーズが浮上するため、限られたスペース内で商品やサービスの魅力が伝わるデザインが求められます。

コーディングの知識やスキルは基本的に不要ですので、在宅でパソコン1台から副業に挑戦したい方にもおすすめです。

YouTubeサムネイル作成

動画共有サービスYouTubeのサムネイルを作成する仕事も需要が高まっています。
「サムネ」と略称で呼ばれるいわゆる動画のアイキャッチ画像で、視聴者が動画をクリックするモチベーションを左右するものです。再生数の伸び方をモニタリングしながら、マーケティング視点での画像作成が求められます。

サムネイル作成業務自体に必要な専門知識はなく、使い慣れている画像編集ソフトがあればOK。
有名YouTuberがスマートフォンで作成している例もあり、場合によってはPC1台ならぬスマホ1台あれば作業可能です。

アイキャッチ画像作成

ブログやオウンドメディアで使用するアイキャッチ画像作成にもニーズがあります。
Webサイトのトップページからアイキャッチ画像やタイトルをクリックすることで、記事が読まれる仕組みであるため、記事を「読んでみよう」という思われるためにはアイキャッチ画像が魅力的であることが必須。記事のビューワー数増減に関わる重要な業務です。

アイキャッチ画像は、記事の内容に関連する写真や素材を使用して作成します。
記事の内容がざっくりと分かる文字入れがあれば、SEO対策としても効果的です。

SNS用画像作成

プライベートでSNS発信をしている人におすすめなのが、LINE・Twitter・Instagram・FacebookなどSNS投稿用の画像作成です。タイアップ広告やイベント告知用バナーもあれば、Instagramでは普段の投稿画像作成を依頼されるケースもあります。

頻度高く更新し、フォロワーとの交流が求められるSNSでは、リソースの確保に頭を抱える企業が少なくありません。そのため、画像作成のほか投稿文作成やハッシュタグ選定・分析など周辺のスキルも一緒に身につけておけば、「SNS運用代行」という形で丸ごと依頼されることもあります。

バナー作成の副業に必要な主なスキル

バナー作成は比較的初心者でも始めやすい副業ですが、使えたほうが良い画像編集ツールや持っておくと良いスキルがあります。ここでは、バナー作成に必要な主要スキルを3種類ご紹介します。

Photoshop

写真編集や画像加工・合成・文字入れなどができるツール「Adobe Photoshop」は、画像作成を副業にするならまず持っておくべきスキルでしょう。幅広い使い方がありますが、バナー作成に必要な機能は基本的なものがほとんど。専門書やウェブサイトで数ヶ月ほど勉強すれば十分に対応できるようになります。

最近は、オンライン上で使用できるグラフィックデザインツール「Canva」を代用で利用するケースも増えています。「初心者でも簡単にデザインできる」ことをコンセプトにしており、「Photoshop」よりも直感的に画像が作成できます。一方で機能が限られているため、簡単な画像作成案件の用途に限られます。

Illustrator

「Adobe Illustrator」はロゴや完成見本にあたるデザインカンプ資料の作成に強みがあるデザインツールです。一からデザインを作る際、「Photoshop」よりさらにデザインの幅や選択肢が広がります。まずは「Photoshop」をマスターし、次のステップとして勉強し始めると良いでしょう。

デザインスキル

画像作成業務は、基本的に依頼者からの要望やブランドガイドラインに従って行います。
そのため、スタイリッシュ・信頼を感じる・レトロ・ラブリーといったさまざまなテイストのデザインができると、仕事の幅が広がります。Web広告や街で目にする看板、SNSなどのデザインに目を留め、インプットしておくなど日ごろから情報収集を心がけ、自分のなかの引き出しを増やしていきましょう。

バナー作成の副業案件の例

実際にバナー作成の副業にはどのような仕事があるのでしょうか。ここでは案件例を3つ紹介します。

広告バナー作成

作成内容

韓国出店の告知用バナーを作成する

・サイズ: 幅338.67 mm × 高さ177.8 mm
・利用用途:ホームページ、Twitter発信

デザインイメージ ・韓国を連想させるほか、目立つデザイン
・ターゲット層:20〜30代女性
・「ついに海外OPEN!」
・ロゴ・店名(ハングル)を入れる
単価 1枚1万円
稼働時間 1ヶ月に1枚作成(1〜2時間程度/月)

アイキャッチ画像作成

作成内容 美容医療ブログの記事アイキャッチを作成する

・サイズ:非公開
・利用用途:ブログ記事のアイキャッチ

デザインイメージ ・記事の結論が一目でわかる画像
・イラストと文字が共に入っている
単価 1枚2,000円
稼働時間 1ヶ月に60枚作成(60時間〜120時間/月)

SNS広告作成

作成内容

美容クリニックのSNS広告を作成する

・サイズ: 1080px × 1080px
・利用用途:Facebook・Instagram・LINE・TikTok発信

デザインイメージ ・先進的・シンプル
・ターゲット層:25〜45歳の女性
・テキストや画像の配置について別途指示あり
単価 1枚1,000円〜3,000円
稼働時間 1ヶ月に12枚作成(12〜24時間/月)

バナー作成の副業案件の時給相場

SNSを用いた広告運用が主流になるつつある昨今、自社サイト内のバナーはもちろんディスプレイ広告など、多くの企業でニーズが高まっています。バナー作成の副業を時給や単価に換算すると、相場は以下のように数百円から数万円まで幅広いのが特徴です。

・SNS画像作成:1投稿あたり300〜500円
・WEBサイト内バナー作成:3,000~5,000円/本
・Flashバナー作成:2万円〜5万円/本

金額はバナーの大きさや種類、またはデザインや文字入れの複雑さにより大きく変動します。
デザインやサイズ、素材の有無などにより1件にかかる作業量が大きく変動するため、工数などと照らし合わせて契約するかどうか注意が必要です。
実績を積み重ねてスキルアップを目指しましょう。

バナー作成の副業の注意点

デザイナーとして一歩踏み出したい人や休日、隙間時間を利用してスキルアップしたい人にとってバナー作成はおすすめの副業です。一方、実際に案件を受注する前に確認すべき点もあります。
ここでは、バナー作成の副業を始める際の注意事項を2つ紹介します。

体調や時間の管理

バナー作成はパソコン1台で気軽に始められる副業ですが、こだわり始めると時間だけが過ぎてしまいがち。とりわけ素材や画像収集と選定に工数がかかってしまうことは、画像作成者の間でよくあるお悩みです。1つの案件にかける時間を設定し、メリハリをつけて作業すると良いでしょう。

また、長時間同じ姿勢で作業するため、体に疲れが溜まりがちです。1時間おきに伸びや深呼吸をしたり、ストレッチをしたりと意識して体を動かすようにしましょう。

パソコン作業が続くと眼精疲労を感じることもあります。ホットタオルで目元を温めたり、定期的に遠いところや自然を眺めたりするなど対策をとると良いでしょう。ブルーライトカットのメガネを取り入れても良いですが、色調が異なって見えるため注意してくださいね。

本業の副業規定

2018年1月、厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」(※1)を発表しました。また、同年「モデル就業規則」(※2)も改訂し「許可なく他の会社などの業務に従事しないこと」の文言を削除。これを機に徐々に副業を解禁する企業が増えてきています。

その一方で、まだまだ副業禁止の企業が多いのも事実です。
案件に応募する前に、必ず会社の就業規則を確認しましょう。

副業が完全許可の場合もあれば、「届け出れば可能」な企業も。届出が必要な場合には、受注する前に会社へ申請します。申請書では、副業先の企業名や事業内容、作業時間等の記入が求められるケースが多くなっています。

※1出典:厚生労働省 副業・兼業の促進に関するガイドライン
※2出典:厚生労働省 モデル就業規則

企業案件の副業探しならlotsful

この記事では、バナー作成の副業について、その種類や必要となるスキル、副業の注意点と時給相場を解説し、具体的な案件例も紹介しました。

バナー作成は、デザイナーを目指したい人も、休日にお小遣い稼ぎしたい人にとっても気軽に始められる仕事です。

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