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公開日: 2022.5.17

”攻め”のPRで売上増を実現!CBDカフェを運営するスタートアップはどのように副業人材を活用したのか


今回、「lotsful magazine」が取り上げるのは、グローバルタッチ株式会社のPRポジションの副業人材活用事例です。

同社では、CBD(カンナビジオール)という成分を活かした「CBD(coffee)」というカフェ兼セレクトショップを、駒場東大前と麻布十番に展開しています。大麻草由来の成分が含まれるCBDは高いリラックス効果が期待でき、ここ数年で各種メディアなどでもトレンドに。違法な成分は含まれていないため、コスメやサプリ、食品などに使用されています。

グローバルタッチでは、今後さらなるビジネス拡大のため「CBD(coffee)」を含めたサービス・プロダクトの認知度アップを目指していました。そこで、lotsful経由でカフェ業界のPR経験豊富な副業人材・Yさんを採用。PRのプロフェッショナルに業務を任せることで、同社ではどんな成果が生まれたのでしょうか?――グローバルタッチ代表取締役の下村氏にお話を伺いました。

グローバルタッチ株式会社:「CBD(coffee)」などの運営
設立年:2016年12月
社員数:3名 
副業活用ポジション:PR



グローバルタッチ株式会社 代表取締役 下村亨太 氏
美容師として活躍後、グローバルタッチ株式会社を創業し、日本で初の「CBD(coffee)」をオープン。その他にも、ゴーストレストランや美容室を運営している。

社内に欠けていた「PRの知見」と「女性視点」が得られた

――はじめに、副業人材を活用しようと考えた背景を教えてください。

下村氏 : PR領域の知識・経験を持った人が足らず、誰かいないかと探していました。最初はリファラル採用を検討していたのですが、凄い実績を持ったオーバースペックな方か、どのような経験をお持ちなのかよくわからない方のどちらかしか見つけられず…。当社にピッタリだと思う人材に出会うことができなかったのです。

そこで、lotsfulに相談することに。私たちグローバルタッチは、社員が全員男性ということもあり、女性視点を求めているという要望も伝えました。すると、PR領域の知見を持つ女性・Yさんを紹介してもらうことができたのです。

――PR担当としてYさんを採用した決め手を教えてください。

下村氏 : 「CBDの成分をどのように説明して認知を広げていくのか」、「当社のビジネスをどうPRするのか」といった面談時の質問に対して、回答が的を射ていたからです。また、私たちのターゲットである、30〜60代女性に関する視点を持っていたのも大きな理由です。さらに、外資系飲食チェーンのPRを担当していたというのも、魅力に感じていました。

それに加えて、人柄も素晴らしく、わからないことがあるとすぐに質問し、次にお会いしたときは疑問点をクリアにした状態で臨んでくれたのです。そのおかげで面談もスムーズに進めることができ、Yさんの採用を決めました。

――採用前の面談時に、Yさんと目標数値などは決めたのですか。

下村氏 : 特に設けませんでした。当社にはCBDに関するサービスやプロダクトが色々とあるので、それをお伝えた上で、30〜60歳までの女性をターゲットに認知を広げたいこと。当社が大切にしているブランドイメージ、その定義などを伝え、業務をお任せしました。

――さまざまな副業サービスがある中で、lotsfulを利用された理由についてお聞かせください。

下村氏 : lotsfulを知ったきっかけは、知人からの紹介でした。lotsfulの担当者とコミュニケーションをしてみると、対応がとても丁寧だったんです。私たちは副業人材の採用も、PRの採用も初めてだったのですが、どのような基準で人材を選ぶべきかなど、採用基準など細かい部分まで相談に乗ってくれました。そうしたこともあり、他の副業サービスはやめて、lotsfulのみで副業人材を探すようになりました。

”攻め”のPR活動で売上増に貢献

――Yさんにはどのような業務を任せましたか?また、具体的な成果は出たのでしょうか?

下村氏 : プレスリリースのライティングや、リリースに掲載する素材収集といった業務はすべてお任せしています。さらに、「CBD(coffee)」の店舗やECサイト、各種SNSに関するブランドガイドラインについても、Yさんの女性をターゲットにした視点でのアドバイスを反映させています。そのおかげで、プライベートブランドの売り上げも着実に上がってきていますね。

また、PRのためにアプローチするべきインスタグラマーを選定して当社の商品を提供し、インスタライブで取り上げてもらうなど、自社媒体以外でのPR活動が進められるようになりました。Yさんがジョインすることで、社内にはなかった知見を活かしながら、今までにない取り組みができるようになったと実感しています。

▲CBD(coffee)初のプライベートブランド「Mēs (ミーズ)」。気分を切り替えたいとき、睡眠前にリラックスして睡眠の質を高めたいとき、集中したいときにおすすめのCBDティンクチャー。

――その他、PR業務の中でYさんのアドバイスが活かされたことはありますか。

下村氏 : 新しい店舗を麻布十番に出店するのですが、そこを作り上げる過程もPRになるとアドバイスをもらいました。環境にやさしい建材を使用したり、お客様がリラックスできるスペースを作る、オーガニックの菓子パンをメニューに取り入れるなどですね。PRに使えそうな要素を店舗に仕込んでいき、そのおかげで外部から取材依頼がくるようになりました。

――社内の反応はいかがですか?

下村氏 : とてもいいですね。基本的には私がYさんとのコミュニケーションを担当していますが、執行役員やブランド責任者を交えて打ち合わせを実施することもあります。定例会議は2週間に1回、3時間ほど行っています。現状の把握から、これからやるべきこと、いつアウトプットを出すのかといった納期まで一つひとつ確認していくので、これくらいの時間をかけています。

▲CBD(coffee)は、大麻から抽出される天然成分CBDを楽しめるカフェ。駒場東大前店、麻布十番店では店頭カウンセリングも実施しており、渋谷宮下パークなどでのポップアップも連日行列ができる人気。

――副業人材とやり取りする中で、注意していることはありますか?

下村氏 : 特にこちらが気を遣うことはありません。むしろYさんの方が、私たちがやりやすいように動いていると感じています。たとえば、成分表や注意書きなどには、英語表記の部分が多くあります。もちろん、弁護士など専門家にチェックしてもらっていますが、Yさんの方でも「こうした表現の方が伝わりやすいのでは」と、わざわざ調べて提案してくれます。細かい要素にまで目を配りながら、作業してくれていますね。

――副業人材と仕事する上で、難しいと感じる部分はありますか?

下村氏 : 依頼したい業務が複数発生すると、時間が限られているので、諦めないといけない場合があります。逆に依頼することが落ち着くタイミングもあるので、そのバランスは難しいですね。こうした部分は改善の余地があるでしょう。

副業人材は、スタートアップにとって有用

――Yさんとの仕事を通して、副業人材の活用はスタートアップにとって有効な手段になり得ると感じましたか?

下村氏 : そうですね。有効な手段になると実感しています。いきなり正社員採用は、スタートアップには厳しいので、こうした副業人材の活用が合っていると思いますね。

また、副業人材を採用する際には、lotsfulの担当者がこの人は当社に合う、合わないといったスクリーニングを行ってくれます。社外の人が客観的な視点で、「こうした人材が会社には合っているのでは?」といったアドバイスは、とても参考になります

――最後にlotsfulを使ってみての感想をお願いします。

下村氏 : とても感謝しています。他の副業サービスはメールで人材の提案が一方的にくるのですが、lotsfulの担当者はSNS等のコミュニケーションツールも駆使して、頻繁にコミュニケーションをとっててくれます。身近なツールでスムーズにやり取りができると、「今回の人はこの部分が足りないから、お断りします」といった、紹介された人材のフィードバックがしやすくなります。すると、次の提案の精度が上がるので、採用につながっていきます。実際、Yさんの採用もこうしたやり取りによって、実現できましたから。担当者が親身になって対応してくれて、本当に助かっています。

(編集・取材・文:眞田幸剛)

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